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日本人はもっと幸せになっていいはずだ 前田日明(著/文) - サイゾー
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日本人はもっと幸せになっていいはずだ (ニホンジンハモットシアワセニナッテイイハズダ)

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発行:サイゾー
四六判
312ページ
並製
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-86625-142-4   COPY
ISBN 13
9784866251424   COPY
ISBN 10h
4-86625-142-5   COPY
ISBN 10
4866251425   COPY
出版者記号
86625   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年6月
書店発売日
登録日
2021年5月6日
最終更新日
2021年6月15日
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紹介

日本を憂う最強・最後の論客、前田日明降臨!!!
日本が抱える数々の問題、尖閣、竹島、コロナ、南海トラフなどを鋭い舌鋒で快刀乱麻!

本書は前田日明の憤りのすべてが詰まった問題の書だ。
日本はいま多くの問題と矛盾を抱えている。
コロナ、尖閣、竹島、南海トラフ、国防など喫緊の課題が山積みだ。
ところが、日本のトップたちはそれらの問題解決に向けてなに一つ動こうとはしていな
い。国民の疑問に答える気配もない。
国民は皆、憤っている。
「中国に対して、尖閣は日本の領土だとなぜ言えないのか!」
「韓国に対して、竹島は日本の島だとなぜ言わないのか!」
「世界第3位の経済大国日本なのに、なぜ、まともな休業補償ができないのか!」
「今年、地震が多発しているのになぜ、南海トラフ地震対策を進めないのか!」
 日本のトップたちはこういった国民の声を平気で無視する。
 その一方で外国からの無理難題には譲歩を繰り返して国益を損なうことばかりしている。
 前田日明は言う。
「『いいから我慢しろ!』国から伝えられるメッセージはこればかりだ。こんなことを続けていたら10年もしないうちに日本という国がなくなってしまうかもしれない。実際、南海トラフ地震がいま来たら太平洋沿岸は壊滅だ。なぜ、壊滅なのかといえば、地震対策がほとんど進んでいないからだ。南海トラフ地震は2000年代の初めにはもう問題視されていた。なのに、基本対策のレベル1すら終わっていない。34メートルの津波が来ることがわかっているのになぜ20年以上も放ったらかしだったんだ!」
 本書は国民の怒りを前田が代弁した問題提起の書であり、一刻も早く日本国民が自国防衛に立ち上がるための啓蒙の書である。

目次

【目次】
 はじめに

      第1部 日本へ

第1章 自虐史観
◎日本人がなぜ自虐史観になったのか、誰も理解していない
◎国民は虫けら
◎日本人は誰も責任を取らない
◎戦争と反省
◎恩給を貰えるのは職業軍人だけ
◎鬼畜ルメイを叙勲する政府
◎戦争を伝えない
 
第2章 国を守る
◎「遺憾に思う」を繰り返す政治家たち
◎韓国軍にロックオンされてもなにも言わないトップたちの弱腰
◎専守防衛 
◎国際情勢で国防の指針を決める国など世界のどこにもない
◎自衛隊員は死ねということか
◎尖閣問題
◎竹島問題
◎日本の対応
◎他国の顔色を最優先される日本のトップたち
◎超限戦

第3章 日本の法律が日本を守っていない
◎本気で考えていない政治家たち
◎憲法を改正したら日本は戦争する!? 
◎スパイ防止法がない国は日本だけ
◎日本はスパイ天国は本当のことだ
◎サンフランシスコ講和条約の問題
◎日本は本当に独立しているのか?
◎売国奴吉田茂と白洲次郎

第4章 日本国は日本人の資産を守らない
◎南海トラフ巨大地震の地獄
◎南海トラフ巨大地震の対策
◎国家存亡の危機に予算を出し渋る
◎土地を放ったらかし
◎中国は合法的に日本を乗っ取っている
◎中国化する北海道
◎外国人土地法がない日本
◎静かなる侵略

第5章 不甲斐ない日本のリーダーたち
◎日本人はいつからこんなに病気だらけになったのか
◎官僚たちの不感症
◎官僚たちを縛る前例主義
◎官僚たちを縛るアメリカ
◎情けない人々
◎まともな政治家
◎居眠り議員など要らない
◎なぜ日本には左翼マスコミだらけなのか
◎ブラック企業が一流企業扱い

第6章 日本人はもっと幸せになっていい
◎日本人はもっと豊かさを謳歌していいはずだ
◎これがGDP世界第3位の国の生活なのか?
◎日本人の和を尊ぶ心を利用する、この国のトップたち
◎財政均衡論は絶対に間違っている
◎日本はやはり独立していない
◎なぜ、日本のことを考えるのか。
◎差別ビジネスでメシを食う輩たち

       
     第2部 対談編


京都大学教授・藤井聡 vs 前田日明

<南海トラフという国難に際して>
◎34.4メートルの津波
◎富士山噴火と首都直下地震も連動か?
◎財政均衡論の悪
◎南海トラフ亡国論

元『正論』編集長・上島嘉郎 vs 前田日明

<反日メディアの正体>
◎最初は抵抗した日本人
◎日本よりも中国に忖度する日本のメディアたち
◎官僚の頭の中
◎メディアが作る差別

前書きなど

<『はじめに』一部抜粋>
 勘違いしてほしくないのは、日本が憎くてこんなことを言ってるわけではないということ。なんでもかんでも差別だ、権利の侵害だなどと言っては被害者ぶって国から金を毟り取ろうとする輩と一緒にされては困る。
 そうではなく、いまの日本を見ていると、国と、国民の思いが大きくズレているように感じて仕方がないのだ。
 日本人は一部の人間を除いて、日本という国にごく普通に愛着を持っている。食い物にしようとか、利用しようとか思ったりしないだろうし、考えたこともないだろう。
 ところが、日本という国は、日本国民のことをどう思っているのだろうか? 
 大切にする気はあるのだろうか? その生活を守り、豊かにさせようと本気で思っているのだろうか? 
 そこに対する信頼がどうしても持てないのだ。
 どういうわけか、この国は国民をないがしろにしても平気なところがある。
 それはなにもコロナ禍の対応だけではない。東日本大震災の時も、各地で頻発する災害などにおいてもそうだ。
 九州ではいまや毎年のように災害が発生しており、昨年7月にも豪雨が熊本を襲って球磨川にかかる橋が計17橋も流されている。そのほとんどは50年以上も前に作られたもので、中には神瀬橋の1934年完成、相良橋1935年完成と80年を超えているものまである。
 橋の耐用年数は一般的に鉄筋コンクリート製50年、鉄骨造で40年と言われるから、明らかに耐用年数は過ぎているのに、国はなにもしようとしない。
 これは熊本だけの話ではないだろう。日本全国の道路や橋といったインフラが老朽化しているが、いっこうに新しくしようとしない。
 日本がないがしろにしているのは、インフラや国民の生活だけではない。
 領土に関してもだ。
 竹島などすでに実効支配されているのにも関わらず、放ったらかし。このままでは韓国にとられてしまうかもしれないのになにもしない。
 尖閣問題はどうか? やはり、対策らしい対策はない。
 竹島も尖閣も日本の領土なのに抗議らしい抗議もせず、見てみぬふりを続けている。 
 なにより、我慢ならないのは現場の最前線に立つ人間の手足を縛っていることだ。
 自衛隊員は中国が領空侵犯をしてくればスクランブル発進する。しかし、目の前に敵機がいても撃ち落とすことはもちろん、威嚇射撃すらできない。
 俺が中国の戦闘機パイロットであれば、鼻で笑って領空侵犯を続けるだろう。撃ってこない相手など1ミリだって怖くない。
 逆に自衛隊員たちはどれだけ向こうが挑発してきても反撃できない。国を守るために戦闘機乗りになったのに防衛行為すら禁止されているのだ。
 こんな理不尽な話があるだろうか。
 日本という国は日本を大事にしない。
 日本の領土を大切にせず、日本に住む人々の安心と豊かさを守ろうという気持ちがない。
 「いいから我慢しろ」
 日本という国が国民に伝えるメッセージはいつもこれだ。
 生活が苦しくなるぐらい我慢しろ。
 国の端っこの島を盗られるぐらい我慢しろ。
 敵機が領空侵犯するぐらい我慢しろ。 
 日本とは一体どんな国なのだろうか?
 そして我々日本人はどうすればいいのか? 

 日本に生まれてすでに60年以上が過ぎた。
 日本と日本人について、ことさら考えなければならない環境の中で生きてきた年月だった。日本人であることが当たり前ではなかったからこそ、日本についてずっと考えてきた、ということだ。

前田日明・日本人。一朝有事の際には躊躇なく銃を手にして、この国のために戦うだろう。
 しかし、この国はどうだろうか?
 有事の際にこの国は私たちに何をしてくれるのだろうか?
 願わくば、日本人一人ひとりの思いに応えてくれる国になってほしい。
 日本人の思いと日本という国の思いが重なる国になってほしい。
 そんな国になってくれることを心の底から願ってこの本を書いた。

版元から一言

前田日明は言う。

『いいから我慢しろ!』国から伝えられるメッセージはこればかりだ。こんなことを続けていたら10年もしないうちに日本という国がなくなってしまうかもしれない。
 
本書は国民の怒りを前田が代弁した問題提起の書であり、一刻も早く日本国民が自国防衛に立ち上がるための啓蒙の書である。

著者プロフィール

前田日明  (マエダアキラ)  (著/文

1959年大阪府生まれ。幼少期より、少林寺拳法や空手を習う。1977年に新日本プロレスに入団。その体格と格闘センスの高さから将来を嘱望され、移籍した第一次UWFに至るまであらゆるリングで伝説の戦いを繰り広げた。
新日本プロレスに復帰後はアンドレ・ザ・ジャイアントらと名勝負を行い、「新格闘王」と呼ばれる。
第二次UWFを旗揚げすると、社化現象とまで言われるほどのUWFムーブメントを巻き起こす。UWF解散後は総合格闘技団体RINGSを創設し、総合格闘技ブームを牽引。
引退後はRINGSのみならず、HERO'Sスーパーバイザーを務め、現在はThe Outsiderをプロデュースしている。
読書家、刀剣鑑定家、骨董収集家としての側面も持ち、知識も豊富である。著書には「格闘王への挑戦」(講談社)、「無冠」(集英社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。