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リーダーの悩みはすべて東洋思想で解決できる 中村 勝裕(著/文) - WAVE出版
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リーダーの悩みはすべて東洋思想で解決できる (リーダーノナヤミハスベテトウヨウシソウデカイケツデキル)

ビジネス
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四六判
256ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86621-449-8   COPY
ISBN 13
9784866214498   COPY
ISBN 10h
4-86621-449-X   COPY
ISBN 10
486621449X   COPY
出版者記号
86621   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年1月16日
最終更新日
2023年2月9日
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紹介

「東洋思想」に学ぶ
しなやかで柔軟なリーダーシップ、視点を変えることで始まる「新しいマネジメント」

リーダーの仕事には「悩み」が尽きません。

「思うように部下が動いてくれない」
「丁寧に指導しているのに結果が出ない」
「思い切った決断できない」
「チームを率いる自信がない」 など……。

こうした悩みを乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか?
そのヒントとなるのが、本書で提案している「東洋思想」です。

東洋思想とは、一言で表現するなら<視点の転換>と言えるかもしれません。
「矛盾を切り分けない」「物事をあらゆる角度から見る」「インスピレーションを重んじる」
こうした柔軟な思考を実践することによって、リーダーの問題は違った様相を見せ始めるのです。 
これまでのやり方に限界を感じているマネージャーの方々には意外なヒントが見つかるでしょう。
多様性と向き合うすべてのリーダーに、本書を捧げます

目次

----------------------------------------------
はじめに  

●序章 なぜ東洋思想がリーダーに必要なのか 

東洋思想の源流はインドにあり/古代中国の思想 ~儒教と道教~/「禅」は自分自身と対話すること/世界は単純に分けられない/世の中に「絶対」は存在しない/「犯人捜し」で組織の問題は解決しない/「あり方」は体験しないと変わらない/考えるのではなく感じる

●第1章 どのように人を動かすか

STORY 新リーダーのチーム改革  
力のマネジメントと思いやりのマネジメント/人は報酬や叱責では動かない/人への恩義は死ぬまでなくならない/「鬼滅の刃」お館様のリーダーシップ
東洋思想実践のコツ① 点と点をつないで星座をつくる  
あらゆる角度から相手を見る/タイ人マネージャーのパフォーマンスはなぜ下がったのか/人は理解することで変わる
東洋思想実践のコツ② 「変える」のではなく「加える」   
異なる考え方だからこそ価値がある/正誤ではなく違いと捉える
その後のストーリー  

【コラム】 プミポン国王の仏教的リーダーシップ 

●第2章 どのように人を育てるか  

STORY 「優秀すぎる」係長の人材育成  
教えすぎると人は育たなくなる/「部下が奏でたい音楽」を想像できるか/人を育てることで自分自身も成長する/海外勤務を経験したリーダーの成長/「色眼鏡」で相手を見ていないか/相手をもう一度見る「リ・スペクト」
東洋思想実践のコツ① 学び合う「しくみ」をつくる   
育成には向かない親子という関係
東洋思想実践のコツ② 上司が自ら成長する姿を示す   
今までの自分を捨ててアップデートする
その後のストーリー  

●第3章 問題社員をどう評価するか  

STORY ワンマン係長の暴走 
誤解されている「性悪説」/バリューとシステムのバランス/リーダーは「徳」のある者に/優秀でも規範は守らせる/「良い・悪い」は簡単には判断できない/善悪は「紙一重」のところで入れ替わる
東洋思想実践のコツ① 異なる2つの目で相手を見る 
温かく接しながら厳しく向き合う
東洋思想実践のコツ② 正面からフィードバックする 
リスクをとらないフィードバックに意味はない
その後のストーリー  

【コラム】 会社は家族かチームか? 

●第4章 別れをどう受け止めるか 

STORY 営業課に走った激震
終りと始まりは一体である/人が去ることで始まるものもある/今の自分は過去の自分の理想像/負の感情とどう向き合うか/過去に心を置いてきていないか/マイナスの感情は早めに捨てる
東洋思想実践のコツ① 別れの意味を「自問」する 
出会いの意味を問い直してみる
東洋思想実践のコツ② 柔軟性で相手を味方にする 
会いたくない人にこそ会いに行く
その後のストーリー  

【コラム】 日本人はなぜ卒業式で泣くのか?  

●第5章 どうすれば決断できるのか  

STORY 新規プロジェクトを覆う暗雲  
自分の心の声に耳を傾ける/矛盾を乗り越えて決断することの難しさ/矛盾を克服する「弁証法」という考え方/弁証法を東洋的に捉える/失敗の恐怖にどう打ち勝つか/大事なのは「全力」を出しているか
東洋思想実践のコツ① 「必勝の5つの心得」を確認する 
タイで起業した私の「5つの心得」
東洋思想実践のコツ② 「楽観と悲観」を計画とメンバーの中に織り交ぜる 
楽観と悲観のバランスが組織の命運を決める
その後のストーリー  

●第6章 どのように自信を取り戻すか 

STORY 名古屋への異動辞令  
孔子も報われない人生を歩んだ/人生の逆境でどう生きるか/苦境にいる人をまわりは見ている/「今に集中する」という禅の教え/「実現しなかった世界」のノイズを排除する/「自分の中の他人」を捨て去る/他人の喜びを自分の喜びと考える/他人を愛することは自分を愛すること
東洋思想実践のコツ① 軸となる価値観をつくる 
孟子が説いた3つの価値観/自分の「拠りどころ」を見つける/他人に惑わされず自分のスタイルを貫く
東洋思想実践のコツ② 運を呼び込むふるまいを意識する
大谷翔平の強運の秘密は?
エピローグ   

●終章 悩むからこそリーダーである

悟りのプロセスを表した「十牛図」/自分が「無」になるだけではいけない/リーダーが成長するための5つのステージ/悩むからこそリーダーである

おわりに

著者プロフィール

中村 勝裕  (ナカムラ カツヒロ)  (著/文

株式会社アジアン・アイデンティティー 代表取締役
Asian Identity CEO & Founder

愛知県常滑市生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、ネスレ日本株式会社、株式会社リンクアンドモチベーション、株式会社グロービス、GLOBIS ASIA PACIFICを経て、タイでAsian Identity Co., Ltd.を設立。現在は「アジア専門の人事コンサルティングファーム」としてタイ人メンバーと共に人材開発・組織開発プロジェクトに従事している。
また、タイにおいてビジネス教材『スースー!ピム! ~マンガで学ぶビジネスの6つの基本』を出版。YouTubeでは「名言ゆるラジオ」を運営している。2人の子の父であり、愛称はJack。

上記内容は本書刊行時のものです。