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混合研究法への誘い
質的・量的研究を統合する新しい実践研究アプローチ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年8月
- 書店発売日
- 2016年9月8日
- 登録日
- 2017年4月1日
- 最終更新日
- 2022年12月22日
紹介
混合研究法の哲学的・歴史的背景から,定義,デザイン,研究実践における具体的なノウハウまでがこの一冊でよく分かる。質的研究と量的研究の単なる併用からシナジーを生み出す統合を目指す,知識の本質を問う新しい科学的アプローチ「混合研究法」への招待。
本書は,斯界をリードする研究者が参集して開催された国際混合研究法学会アジア地域会議/第1回日本混合研究法学会年次大会(大会テーマ『混合研究法への誘い―学の境界を越えて』)の基調講演・特別講演,パネル・ディスカッション,そしてワークショップの内容を収載した。
目次
イントロダクション
第1章 混合研究法―「古くて新しい」研究アプローチ 抱井尚子
§1 ワークショップ
第2章 混合研究法入門 R・B・ジョンソン,M・D・フェターズ(報告者:抱井尚子)
第3章 最先端の混合研究法デザイン J・W・クレスウェル,B・F・クラブトリー(報告者:竹之下れみ,井上真智子)
第4章 混合研究法としてのグラウンデッドなテキストマイニング・アプローチ 稲葉光行・抱井尚子
第5章 混合研究法によるデータの分析と統合 P・ベイズリー(報告者:田島千裕)
§2 基調講演
第6章 混合研究法の研究設問とデザインを発展させるため,ストーリーを使うこと B・F・クラブトリー(報告者:尾島俊之)
第7章 ミックスト・メソッズ・ストーリー―調査者と混合研究法の相互作用を振り返る 抱井尚子
第8章 看護における混合研究の活用例 亀井智子
第9章 混合研究法を用いた包摂的科学への移行 R・B・ジョンソン(報告者:八田太一)
第10 章 混合研究法的思考と行動の様式―実践における多様な視点の統合 P・ベイズリー(報告者:抱井尚子)
§3 特別講演
第11 章 社会科学から健康科学へ混合研究法が拡張するにつれて J・W・クレスウェル(報告者:八田太一)
§4 パネル・ディスカッション
第12 章 混合研究法をめぐる議論からみえてくるもの(1) B・F・クラブトリー,抱井尚子,亀井智子(報告者:八田太一)
第13 章 混合研究法をめぐる議論からみえてくるもの(2) R・B・ジョンソン,P・ベイズリー,J・W・クレスウェル(報告者:八田太一)
上記内容は本書刊行時のものです。