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なし
ヘンリー・ジェイムズとその時代
アイルランド、アメリカ、そしてイギリスへ
発行:悠書館
四六判
292ページ
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月
- 書店発売日
- 2021年9月26日
- 登録日
- 2021年8月14日
- 最終更新日
- 2022年6月9日
紹介
1904年、ヘンリー・ジェイムズは20年ぶりにアメリカを訪れた。商業主義、画一化、機械文明……世紀の転換期にすさまじい勢いで変化する故国を、「不安なる観察者」は鋭い目でとらえてゆく――
20世紀モダニズム文学の先駆者の一人とされるジェイムズの「意識と形式」への美学を、作品と人物像からたどる。
目次
序 章 アイルランドから新大陸アメリカへ―ジェイムズ家の三世代
第1章 ヘンリー・ジェイムズの小説理論
第2章 『ロデリック・ハドソン』論 ―未必の故意の物語
第3章 ロマンスとしての『アメリカ人』―過剰なる想像力の功罪
第4章 『ワシントン広場』の謎
第5章 『ある婦人の肖像』論 (1)―自由なる自我の破綻そして描かれなかった結末
第6章 『ある婦人の肖像』論(2)―ジェイムズはなぜラルフを死なせたか?
第7章 『鳩の翼』論―複数の視点が織りなすドラマ
第8章 語りの構造とヒーロー
終 章 ヘンリー・ジェイムズのアメリカ―意識と形式の分断
参考文献/初出一覧/あとがき/索引
上記内容は本書刊行時のものです。