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貿易商人王列伝 スティーブン・R・ボウン(著/文) - 悠書館
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貿易商人王列伝 会社が世界を支配した時代:1600~1900年

発行:悠書館
四六判
346ページ
定価 3,000円+税
ISBN
9784865820317
Cコード
C0022
一般 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年1月31日
書店発売日
登録日
2018年12月4日
最終更新日
2019年1月9日
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紹介

オランダとイングランドの東西インド会社に代表される貿易独占企業は、ヨーロッパが世界を制するうえで立役者となった。政治権力のみならず軍事力をも保持した特異な企業の礎を築いた人物たちの強烈な生きざま。

<その商才、鋼の意志と傲岸な自信、自分の人生の他のあらゆる資産を犠牲にしても、会社が儲かることにのみ身をささげる底知れぬ献身>(p.272)

<英雄的交易の時代の貿易王たちは、犯罪容疑者リストにのったような伝説的な商人=冒険家で、三百年間、広範にわたる交易企業を、世界のかなりの部分に拡大したが、その目的は、株主に対し収益を生み、自身の私腹をこやし、みずからの虚栄心をみたすことに他ならなかった。英雄もしくは悪党、愛国者もしくは泥棒、利口な統治者もしくは貪欲な盗賊。こうしたことは、しばしば、同じコインの裏面である。こうした昔の貿易王に思いをめぐらすことは、バックミラーをみるようなものだ。文化的虚飾を取り除けば、同類の輩が、ビジネスと政治をまぜこぜにして、今日でも現代世界をつくり上げているのが見える。>(p.332)

目次

序   英雄的交易の時代
第1章 同僚中の首席
――ヤン・ピーテルスゾーン・クーンとオランダ東インド会社 
第2章 分割された忠誠心
     ――ピーテル・ストイフェサントとオランダ西インド会社
第3章 会社間の争い
――サー・ロバート・クライヴとイングランド東インド会社
第4章 アラスカの領主
     ――アレクサンドル・アンドレーエヴィチ・バラノフと露米会社 
第5章 ビーヴァーの帝国
――ジョージ・シンプソン卿とハドソン湾会社  
第6章 ダイヤモンドと欺瞞
     ――セシル・ジョン・ローズとイギリス南アフリカ会社
エピローグ 会社が世界を支配した時代

著者プロフィール

スティーブン・R・ボウン  (スティーブン アール ボウン)  (著/文

カナダのオタワに生まれ、アルバータ大学に学び、マルチメディア関連の職についたあと、フリーランスの作家に。著書に、Sightseers and Scholars(2002)、Scurv(2004)、A Most Damnable Invention(2005)、Madness, Betrayal and the Lash: The Epic Voyage of Captain George Vancouver(2009)、The Last Viking: The Life of Roald Amundsen(2013)、White Eskimo: Knud Rasmussen's Fearless Journey into the Heart of the Arctic(2015)。

荒木正純・石木利明・田口孝夫  (アラキマザズミ イシキトシアキ タグチタカオ)  (翻訳

荒木正純:筑波大学名誉教授。著書に『ホモ・テキスチュアリス』、『芥川龍之介と腸詰め』、『「羅生門」と廃仏毀釈』など。訳書にキース・トマス『宗教と魔術の衰退』、スティーヴン・グリーンブラット『驚異と占有』、A.D. カズンズ『シェイクスピア百科図鑑』、ノエル・キングズベリー『樹木讃歌』など。石木利明:大妻女子大学准教授。論文に、「原文の力―Anne of Green Gables 冒頭に学ぶ」、「ハイパーテクストとポストモダニズム」、「ネットスタディ―インターネットによる文学リサーチ」など。
田口孝夫:大妻女子大学教授。著書に、『記号としてのイギリス』、『英語教師のスクラップ・ブック』など。訳書に、P. グッデン『物語 英語の歴史』、A.D. カズンズ『シェイクスピア百科図鑑』、R. バーバー『図説 騎士道物語』、S. キャッシュダン『おとぎ話と魔女』C. ドゥーリエ『トールキンハンドブック』など。

上記内容は本書刊行時のものです。