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日本を揺るがした三巨頭
黒幕・政商・宰相
発行:さくら舎
四六判
386ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2020年3月
- 書店発売日
- 2020年3月6日
- 登録日
- 2020年1月31日
- 最終更新日
- 2020年1月31日
紹介
児玉、小佐野、角栄!闇社会&表社会の巴戦!
児玉誉士夫(1911年、福島生まれ)、小佐野賢治(1917年、山梨生まれ)、田中角栄(1918年、新潟生まれ)。この三者に共通するのは、出自が貧困で学歴がないこと。児玉の父親は「賊軍」二本松藩の御典医。明治維新後、政治家になり無一文に。小佐野の父親は山梨・勝沼の小作人、「戸のない家」と呼ばれた。田中の父親は新潟・西山町の馬喰。因みに児玉は全ての知識は青年期の度重なる刑務所生活の読書で身に着けた。
太平洋戦争中、児玉機関を名乗り、大陸で海軍の戦略物質を大量に買い集め、敗戦後は、それをもとに鳩山一郎に数千億円を提供。小佐野は闇物質の買い占めと戦争で疲弊した名企業の乗っ取りなどで、政商として名をなす。田中は獄中立候補で国会へ、数々の政権抗争に勝利し、今太閤といわれた宰相となる。田中のカネは小佐野が支えたが、三者三様で日本を表と裏から支配した。三人の終焉は、ロッキード事件であった。
目次
第1章 昭和三国志・揺籃期
第2章 底知れぬ欲望
第3章 首領・三つ巴
第4章 策動・共存共栄
第5章 権力奪取・金力
第6章 贈賄収賄・陰謀
第7章 覇権・終焉のとき
上記内容は本書刊行時のものです。