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宗教はなぜ人を殺すのか 正木晃(著/文) - さくら舎
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宗教はなぜ人を殺すのか (シュウキョウハナゼヒトヲコロスノカ) 平和・救済・慈悲・戦争の原理 (ヘイワキュウサイジヒセンソウノゲンリ)

哲学・宗教
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発行:さくら舎
四六判
248ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86581-175-9   COPY
ISBN 13
9784865811759   COPY
ISBN 10h
4-86581-175-3   COPY
ISBN 10
4865811753   COPY
出版者記号
86581   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年12月
書店発売日
登録日
2018年10月19日
最終更新日
2018年10月30日
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紹介

宗教の本質がわかると、戦争と紛争が絶えない世界がわかる!

平和、愛、慈悲などをうたい、人を救うのは宗教である。だが同時に、暴力やテロ、殺人を犯すのも宗教である。一向一揆、十字軍など、洋の東西、時代を問わず、宗教は戦い、人を殺してきた。平和、愛、慈悲をうたう宗教が暴力と縁が切れないのはなぜか。宗教はやむなく戦い、人を殺してきたのか。それとも宗教のなかに暴力や殺人を肯定する論理や構造があるのか。宗教学者がイスラム教、ユダヤ教、キリスト教、仏教を横断的に考察し、知られざる宗教の実像に迫る!

【本書で扱う事例】
▼神とモーセによる暴力に満ちた『旧約聖書』
▼「多神教徒は殺してしまうがよい」と定めるイスラム教
▼ヒトラー暗殺計画に加担した高潔なキリスト教神学者
▼「空」の理論が殺人肯定を導く仏教 など

目次

第1章 イスラム教――宗教の名のもとに戦う
第2章 ユダヤ教――暴虐に満ちた『旧約聖書』の世界
第3章 キリスト教――暴力を容認してきた愛の宗教
第4章 仏教――「空」がもたらす殺人肯定
終 章 宗教の陥穽

著者プロフィール

正木晃  (マサキアキラ)  (著/文

1953年、神奈川県に生まれる。宗教学者。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学、特に日本密教・チベット密教。
著書には『密教』『増補 性と呪殺の密教』(以上、ちくま学芸文庫)、『現代日本語訳 空海の秘蔵宝鑰』(春秋社)、『空海と密教美術』(角川選書)、『マンダラとは何か』(NHKブックス)、『NHKこころの時代~宗教・人生~マンダラと生きる (NHKシリーズ)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。