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出版者情報
人薬
精神科医と映画監督の対話
発行:藤原書店
B6変型判
280ページ
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2022年5月27日
- 登録日
- 2022年3月16日
- 最終更新日
- 2022年5月21日
書評掲載情報
2022-08-13 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 山竹伸二(著述家) |
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紹介
生きづらいこの世に生きる全ての人へ――人との関わりが、人を癒やす。
精神科の閉鎖病棟の「鍵」を開けるという画期的な試みを成功させた精神科医、山本昌知。それは、人と人との関わりが人間存在の本質であるということへの、医師の全幅の信頼から、可能になった。患者さんの言うことに耳を傾け、その話に納得し、否定せず、この社会に生の場所があることは何人にも当然であると走り続ける山本医師の姿を、モザイクをかけない患者さんの姿とともに、ありのままに撮影し「精神」「精神0」という「観察映画」作品に結実させた映画監督、想田和弘。違いを認めあい、寄り添い、助け合える社会へ。
上記内容は本書刊行時のものです。