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出版者情報
高橋和巳論
宗教と文学の格闘的契り
発行:藤原書店
A5判
576ページ
定価
6,200円+税
- 書店発売日
- 2020年3月26日
- 登録日
- 2020年2月16日
- 最終更新日
- 2020年3月10日
書評掲載情報
2020-05-02 |
毎日新聞
朝刊 評者: 佐藤優(作家、元外務省主席分析官) |
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紹介
「怨恨と復讐」に抗する「共苦」の文学を、21世紀の今、読み直す。
「戦後」という根源を忘却しようとしていた「戦後日本」にあらがった、高橋和巳(1931-1971)の全作品に通底する問いとは何だったか。主著『邪宗門』ほかを徹底的に再読し、「革命」への絶望とヘイト・ポリティックスの蔓延が極限に達しつつある21世紀の今、20世紀日本の「原罪」に果敢に立ち向かった作家の今日的意味を明かす。
上記内容は本書刊行時のものです。