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学校の未来はここから始まる 木村泰子(著/文) - 教育開発研究所
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学校の未来はここから始まる (ガッコウノミライハココカラハジマル) 学校を変える、本気の教育論議巻次:ガッコウヲカエルホンキノキョウイクロンギ

教育
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四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 280g
200ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86560-535-8   COPY
ISBN 13
9784865605358   COPY
ISBN 10h
4-86560-535-5   COPY
ISBN 10
4865605355   COPY
出版者記号
86560   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月19日
書店発売日
登録日
2020年12月29日
最終更新日
2021年3月9日
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紹介

<目次>1章 コロナ禍で見えてきたこと【論点1】「コロナ禍」は学校に何をもたらしたか:新型コロナによる休校期間をどう過ごしたか、一斉休校期間に見えてきた課題、子どもを「育てる」学校から子どもが「育つ」学校へ、自律的に判断できるかできないか二極化したリーダーの対応、コロナ禍で取り組んだ「当事者意識」の向上、【論点2】子どもたちの「学び」はどう変わっていくのか:「履修主義」から「修得主義」へ、大切なのは目的の共有と正しい理解、「個別最適な学び」の推進を、子どもが「わからない」と言える学校をつくる、対面での学び、オンラインでの学び、物事を二項対立で捉えない、「目的」を考え、共有して進めることが重要、学び方を子ども自身が選べる構造へ、分断を生む「選択」であってはならない 2章 これからの学校、教職員【論点3】「多様性社会」に向けて必要な教育のあり方:「多様性社会」を生きるうえで必要な資質・能力、すべての子どもに必要な「見えない学力」、世界でも求められる「自律」「尊重」「創造」、障害のある子もない子も同じ「土俵」に乗る、学校の「最上位目的」を改めて考える、特別支援教育の最上位目的、「自律」とは「互いが適切に依存し合う」こと、特別支援教育のあり方を改めて見直す【論点4】これからの時代の教員はどうあるべきか:長時間働くことで評価される組織文化、大空小の教職員の働き方、麹町中の教職員の働き方改革、学校の「ムリ」「ムラ」「ムダ」をなくす、「手段の目的化」による弊害、一斉講義型の集合研修では教員は育たない、ニーズに応じて多様に学べる研修へ、多様性社会で求められる教員の姿、時代の変化に応じた教員免許制度へ、これからの教員養成のあり方、多様性社会に向けて大学も改革を、若い教員に望むこと、子どもの事実に基づいた教員評価を 3章ロードマップを描く【論点5】日本の学校と社会が抱える構造的な問題点とは:日本の教育システムの構造的な問題点、近代から現代への教育制度の歪み、「先生ががんばっているか」ではなく「子どもが育っているか」を見る、プロセスを見て自らの五感で評価することが大切、社会を変えるためのメディアの役割、大切なのは、ストーリーをきちんとつくりあげていくこと【論点6】最上位目的に向けた「合意形成」をいかに図るか:未来のあるべき姿から逆算して考える、学校の自律性を高めるための合意形成を、すべてを解決してくれるリーダーなんていない、麹町中の誰一人取り残さない「合意形成」の実践、「俺は聞いてない」をなくす仕組みづくりを、大空小の職員室での「合意形成」、中教審への期待【論点7】「自律」のために何が必要か:「自律」に必要なのは「権限を与える」こと、学校独自にお金を生み出す仕組みをつくる、小学校でもできるお金を使った学び【論点8】どのような制度・システムを整えていくべきか、「何のため」を問い続ける、これからの教育のための制度的な課題、文科省・教委・学校間の双方向のコミュニケーションを、文科省の課題解決に向けた「最上位目的」の共有、教員養成のあり方を変える

目次

【目次】
1章 コロナ禍で見えてきたこと
【論点1】「コロナ禍」は学校に何をもたらしたか
新型コロナによる休校期間をどう過ごしたか
一斉休校期間に見えてきた課題
子どもを「育てる」学校から、子どもが「育つ」学校へ
自律的に判断できるかできないか、二極化したリーダーの対応
コロナ禍で取り組んだ「当事者意識」の向上

【論点2】子どもたちの「学び」はどう変わっていくのか
「履修主義」から「修得主義」へ
大切なのは目的の共有と正しい理解
「個別最適な学び」の推進を
子どもが「わからない」と言える学校をつくる
対面での学び、オンラインでの学び
物事を二項対立で捉えない
「目的」を考え、共有して進めることが重要
学び方を子ども自身が選べる構造へ
分断を生む「選択」であってはならない

2章 これからの学校、教職員
【論点3】「多様性社会」に向けて必要な教育のあり方
「多様性社会」を生きるうえで必要な資質・能力
すべての子どもに必要な「見えない学力」
世界でも求められる「自律」「尊重」「創造」
障害のある子もない子も同じ「土俵」に乗る
学校の「最上位目的」を改めて考える
特別支援教育の最上位目的
「自律」とは「互いが適切に依存し合う」こと
特別支援教育のあり方を改めて見直す

【論点4】これからの時代の教員はどうあるべきか
長時間働くことで評価される組織文化
大空小の教職員の働き方
麹町中の教職員の働き方改革
学校の「ムリ」「ムラ」「ムダ」をなくす
「手段の目的化」による弊害
一斉講義型の集合研修では教員は育たない
ニーズに応じて多様に学べる研修へ
多様性社会で求められる教員の姿
時代の変化に応じた教員免許制度へ
これからの教員養成のあり方
多様性社会に向けて大学も改革を
若い教員に望むこと
子どもの事実に基づいた教員評価を

3章ロードマップを描く
【論点5】日本の学校と社会が抱える構造的な問題点とは
日本の教育システムの構造的な問題点
近代から現代への教育制度の歪み
「先生ががんばっているか」ではなく「子どもが育っているか」を見る
プロセスを見て、自らの五感で評価することが大切
社会を変えるためのメディアの役割
大切なのは、ストーリーをきちんとつくりあげていくこと

【論点6】最上位目的に向けた「合意形成」をいかに図るか
未来のあるべき姿から、逆算して考える
学校の自律性を高めるための合意形成を
すべてを解決してくれるリーダーなんていない
麹町中の誰一人取り残さない「合意形成」の実践
「俺は聞いてない」をなくす仕組みづくりを
大空小の職員室での「合意形成」
中教審への期待

【論点7】「自律」のために何が必要か
「自律」に必要なのは「権限を与える」こと
学校独自にお金を生み出す仕組みをつくる
小学校でもできるお金を使った学び

【論点8】どのような制度・システムを整えていくべきか
「何のため」を問い続ける
これからの教育のための制度的な課題
文科省・教委・学校間の双方向のコミュニケーションを
文科省の課題解決に向けた「最上位目的」の共有
教員養成のあり方を変える

著者プロフィール

木村泰子  (キムラヤスコ)  (著/文

初代大阪市立大空小学校長

工藤 勇一  (クドウユウイチ)  (著/文

前千代田区立麹町中学校長

合田 哲雄  (ゴウダテツオ)  (著/文

文部科学省科学技術・学術総括官

上記内容は本書刊行時のものです。