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名局と名曲のあいだ
将棋と音楽の芸術性をめぐって
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2026年3月15日
- 書店発売日
- 2026年3月25日
- 登録日
- 2026年2月12日
- 最終更新日
- 2026年3月27日
書評掲載情報
| 2026-04-18 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
振り飛車の美学を標榜する棋士・佐藤天彦と、
音楽界きっての将棋通・広瀬大介が
AI全盛の現代に将棋と音楽の美を語る!
シンギュラリティを超えて、
棋譜と楽譜に美を刻む──
AI時代を体現する若手棋士の台頭により、あらためて注目を集める将棋界。
そんななか、音楽をはじめ諸芸術への深い造詣を自身の将棋観と融合させ、新時代の将棋を創造しようとしている棋士・佐藤天彦九段が、音楽界きっての将棋通として知られる音楽評論家・広瀬大介と、将棋と音楽の芸術性と美について語りつくす!
エンタメとして、芸術としての将棋の可能性はどこにあるのか。
新しいファン層を前に、将棋批評はどうアプローチすればいいのか。
「美しい棋譜」を後世に残すことの意味とは。
モーツァルトの残した〝究極のスコア〟に佐藤天彦は何を観るのか──
「正しさと均一性が求められる
この時代にこそ、
将棋も音楽も人間讃歌たれ。
美学の時代は来る!
──藤井 猛(将棋棋士/九段)
「振り飛車で美しい旋律を奏で、
居飛車ではバッハのような
ポリフォニーを操る──
「将棋界のモーツァルト」
佐藤天彦九段からほとばしる
音楽と将棋への愛!
──鈴木優人(指揮者・チェンバロ奏者)
将棋愛と音楽愛にあふれる異色対談!
目次
〝AIマッチョイズム〟を超え、芸術としての将棋へ──まえがきにかえて(佐藤天彦)
第Ⅰ章 AIと将棋界の未来
この対談のテーマについて
将棋界の現在地とAIがひらく未来
藤井聡太の登場
AIとエンタテインメントとしての将棋
大スター以外の人材を活かすには
将棋批評が成熟するには
批評がつくりだす「ストーリー」
コンピューターに負ける役まわりは自分が引き受けるべきだと思った
将棋には完全解答はあるのか
第Ⅱ章 振り飛車とAIの戦略評価
振り飛車とは
美学派の師匠・中田功
振り飛車はモノフォニー、居飛車はポリフォニー?
ソナタ形式と弁証法
ポストAI時代の世界観を創造する
第Ⅲ章 名人戦とモーツァルト
佐藤天彦の選ぶ「名局」
広瀬大介の選ぶ「名曲」
第Ⅳ章 将棋の美学と芸術性
ライヴとしての将棋の美しさとは
人間的な余白を感じさせる娯楽芸術として
対局はアンサンブル
「時が止まる」ような対局をめざして
感想戦はピロートーク?
将棋を言語化することについて
将棋を再現芸術として楽しむには
升田幸三賞の贈賞対象──「☗6六角型向かい飛車」について
あとがき(広瀬大介)
上記内容は本書刊行時のものです。

