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歌の心を究むべし
古楽とクラシックのミッシングリンクを求めて
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年9月11日
- 登録日
- 2017年8月8日
- 最終更新日
- 2017年11月6日
紹介
〈音楽〉はいったいどこにあるのか?──
古楽の鬼才が、深遠なる音楽の海を軽妙洒脱な文章で泳ぐ。
初の書き下ろし音楽エッセイ集!
「歌心とリズムは実はコラボどころではない、
「一心同体」といってもよい間柄だったのである」
(本書「歌心のためのリズムはオフビートだ!」より)
日本の古楽界をリードするアンサンブル
「アントネッロ」のリーダーにして、
リコーダーとコルネットのヴィルトゥオーゾとして知られる著者が、
「歌心」をキーワードに、真に音楽的なものとは何かを追い求める。
ルネサンス、バロックにとどまらず、ジャズ、ラテン、
往年の名指揮者の録音、さらには音楽書を渉猟した、
刺激に満ちあふれる音楽エッセイ。
「「歌心」の舞台はサウンド上にはない。
サウンドが響き渡る現実世界を「海」にたとえるなら、
その舞台は「港」のようなところにある。
この港はちょうどファンタジーと現実とを結ぶ接点。
そしてそれは海ではなくまだ陸地、
つまり心の内側にあるのだ」
(本書「歌心が舞い踊る舞台」より)
目次
歌心が舞い踊る舞台
歌心のためのリズムはオフビートだ!
歌心も人生最後に花開く
ミューズとの交信、あるいはシャロン・ストーンとの妄想デートについて
歌心のプリマドンナ~音の位置エネルギー
歌の心は母心「母音が好きなんやで~」
タクトゥス~ルネサンス時代の指揮法!?
桃山ルネサンスの南蛮音楽~日本人のアイデンティティ
ラブ♡モンテヴェルディ~第三の技法
音楽の細胞分裂~ディミニューション
ルバートは二連符か三連符か
ダ・ヴィンチはオペラを作ったか?
往年の巨匠たち~失われたオフビート
古楽とワールド・ミュージック~テレマンへの登山口を探して
上記内容は本書刊行時のものです。