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在庫あり
取引情報
直接取引:あり(その他)
そんな言葉があることを忘れていた
四六変形判
縦178mm
横120mm
厚さ25mm
248ページ
上製
価格
2,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年7月31日
- 登録日
- 2024年7月1日
- 最終更新日
- 2024年8月19日
紹介
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』など、又吉直樹とともに自由律俳句作家として活躍するせきしろ・初の単独句集。郷愁の極北をゆく全320句。
目次
経年
孤影
叙景
過古
解説 自由律俳句の道標として後世まで残り続ける 又吉直樹
あとがき
前書きなど
【収録句より】
走る春の小学生に追い抜かれる
シンクで水が跳ねて響く内見
免許証コピーしただけで熱いサドル
盆踊りをやっている気配がすごい
風やんで夏がもうない
お湯が沸いて憂鬱が中断
漫画のスカジャンを着た人が怒っている
あなたの牡蠣は小さいから二個と仕切る人がいる
この静けさは雪だろうと窓へ
死が約束を破る
消える前に一句
誰もいなくなったとしても故郷
上記内容は本書刊行時のものです。