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アフター・アガサ・クリスティー
犯罪小説を書き継ぐ女性作家たち
4-6
344ページ
上製
定価
3,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年7月15日
- 書店発売日
- 2023年7月26日
- 登録日
- 2023年7月3日
- 最終更新日
- 2023年8月17日
書評掲載情報
2023-09-23 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤野裕子(早稲田大学教授・日本近現代史) |
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紹介
アガサ・クリスティー、パトリシア・ハイスミス、サラ・パレツキー……女性犯罪小説作家100年間の系譜!
英語圏のミステリ読者の8割(売上)は女性と言われている。また、近頃大ヒットした犯罪小説の大半は女性によって描かれている。なぜ、日常的に危険に晒される可能性の高い女性が、同じ女性が被害者であることも多い犯罪小説を読んだり書いたりして楽しんでいるのだろうか。
本書では、1920-30年代に黄金時代を築いたアガサ・クリスティから最新のヒット作まで、それぞれの時代の女性犯罪小説作家がどんな魅力的なキャラクターを創造し、どのような考えのもとに作品を執筆しているのかをたどる。さらには女性にとって犯罪小説がどのような意味をもっているのか、豊富なインタビューとともに紹介する。
目次
第一章 議論をはじめる前に
第二章 なぜ女性は犯罪小説を読むのか
第三章 黄金時代──アガサ
第四章 振りかえり、そして跳躍する
第五章 私立探偵
第六章 イギリス警察の女性たち
第七章 アメリカ警察の女性たち
第八章 レズビアンの主人公登場
第九章 黒人、身体障がい者、見える存在、見えない存在
第十章 法医学に携わる女性たち
第十一章 キラー・ウィメン、ドメスティック・ノワール、女性に対する暴力
第十二章 刑事司法、書評とステータス
謝辞
アフター・アガサ・クリスティー賞
解説
参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。