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新版 少年非行
社会はどう処遇しているか
B6判
336ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年8月20日
- 書店発売日
- 2022年7月29日
- 登録日
- 2022年7月19日
- 最終更新日
- 2022年8月19日
紹介
センセーショナルに報じられたあの事件の少年は、その後、どのような裁きを受け、処遇に服しているのだろうか。
いま社会はどのように少年に非行に向き合い、処遇しているのか。
一貫して減少し続けている発生件数、日本が誇る信頼の原理による保護観察・更生保護、そして処罰的処遇へと傾く法改正。
少年非行をめぐって、社会の処遇を中心にその全体像を描くロングセラーを、2021年改正少年法を踏まえて全面改訂しました。
目次
はじめに
第一章 日本の少年非行 過去と現在
第二章 少年非行の「発生」 法執行機関
第三章 家庭裁判所と少年非行
第四章 少年院と保護観察
第五章 触法少年・虞犯少年
第六章 少年の刑事裁判と今後の展望
参考文献
前書きなど
本書は、少年非行に関して、それを取り扱う段階別に、とりわけ非行少年への社会的反作用、具体的な対応に着目して考察を進める。非行をした少年が取り扱われる社会統制機関の流れに沿って検討しているので、初めてその名前を聞く制度や組織があるかもしれないが、自然に知識を身につけてもらえるものと思う。
わかりやすく書かれているため、学校で生徒・学生の教育にあたっておられる先生、子育て中の親や少年非行に関心を持っておられる一般のかた、非行年齢の少年少女や兄姉の年齢にあたる若者たち、孫や子どもを見守っておられる高齢のかたによって本書が読まれ、新たな視点と気づき、知識と洞察の深まりを提供できることを願ってやまない。(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。