.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:あり(その他)
石川九楊自伝図録 わが書を語る
四六判
334ページ
上製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年8月20日
- 書店発売日
- 2019年8月16日
- 登録日
- 2019年8月7日
- 最終更新日
- 2019年9月20日
書評掲載情報
2019-10-27 |
読売新聞
朝刊 評者: 通崎睦美(木琴奏者) |
2019-10-19 |
朝日新聞
朝刊 評者: 長谷川逸子(建築家) |
MORE | |
LESS |
紹介
福井に生まれ、書の芸術性に開眼した中学生のころ。
京都大学進学と同時に書道部に入部し、研究会を結成、
機関誌を創刊し、展覧会をひらき書に明け暮れる日々が始まる──。
「ギャラリー白い点」を拠点としたその表現の冒険、
河東碧梧桐や副島種臣の衝撃を知らしめた新しい書史の確立。
120点あまりの図版とともに、書家石川九楊の作品と人生を語り下ろす待望の1冊。
時代の言葉を書くことを求めて、さまざまな書法を探求してきた唯一無二の歩みを、
「エロイ・エロイ・ラマ・サバクタニ」「生きぬくんや」「はぐれ鳥とべ」など、
スケールの大きさ、墨染の紙の使用、暴力的な筆の使い方が見る者を圧倒する初期作品から、
「大象無形」「千年墨」「兆候」「呵凍」などトメ・ハネ・ハライからなる書の常識を踏み越え、
デザイン的となってしまうことをも恐れぬ探求と発見の時代、
古典へと沈潜し格闘した「歎異抄」「徒然草」「源氏物語」シリーズ。
そして、「二〇〇一年九月十一日晴──垂直線と水平線の物語」「罪と罰」「敗戦古稀」など、
比類ない境地をあゆむ近年の作品まで、充実した図版を収録します。
目次
第一章 書との出会い
第二章 人生の冒険 時代を書く
第三章 古典への回帰とタブーへの挑戦
第四章 古典への退却
第五章 ふたたび、時代を書く
第六章 劣化する日本語のなかで
あとがき
収録作品一覧/略年譜
上記内容は本書刊行時のものです。