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貨幣・勤労・代理人 坂井 素思(著) - 左右社
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貨幣・勤労・代理人 (カヘイ キンロウ ダイリニン) 経済文明論 (ケイザイブンメイロン)

社会科学
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発行:左右社
B6判
240ページ
並製
定価 1,850円+税
ISBN
978-4-86528-181-1   COPY
ISBN 13
9784865281811   COPY
ISBN 10h
4-86528-181-9   COPY
ISBN 10
4865281819   COPY
出版者記号
86528   COPY
Cコード
C0333  
0:一般 3:全集・双書 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年8月
書店発売日
登録日
2017年7月13日
最終更新日
2017年12月5日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2023-03-30
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紹介

文明という視点に立ったとき、19世紀以来の経済の歴史はどのように見えるだろうか。人びとは生産の場を離れていっそう消費にのめり込み、各種産業では巨大な組織(会社)が日々の生活すみずみまでを左右する。そして、あらゆるものを取引するビジネスの肥大化――。産業革命から今日まで、46の名著とともに、人類史的な視野で見つめる。

目次

はじめに
第一章 経済にも文明のかけらが存在するだろうか
第二章 経済文明の起源
第三章 なぜクラフトフェアは限界に達したのか
第四章 生産的とはどのような状態か
第五章 なぜ近代組織は大規模化するのか
第六章 なぜエージェンシー問題は生ずるのか
第七章 勤労精神への疑問
第八章 消費社会への転換
第九章 貨幣の信頼性はいかに保たれるか
第十章 ビジネスと産業の対立
第十一章 再び、経済文明とはなにか
本書で触れた書籍一覧
おわりに

前書きなど

十八世紀に始まった産業革命が、ヨーロッパ中に広まり、その勢いがアメリカに渡って、産業の生産能力は最大限にまで達する。そして、産業社会というものが最高潮に達したところで、一つの考え方の転換が起こる。あるいは古くからヨーロッパのなかで潜在していた商業の動きが、再び表面に出てきたと考えても良いかもしれない。それがビジネスという考え方であった。産業社会の古典的な企業家たちは所有者であり管理者であり、全体の企業を統括する支配者であったが、金融社会では新しい会社を設立したり、あるいは既存の会社同士を結び付け、会社の組織を変えたりすることによって、企業を作っていく。それがひと言でビジネスという現実であった。(「第十章 ビジネスの産業の対立」より)

著者プロフィール

坂井 素思  (サカイ モトシ)  (

社会経済学、産業社会論、消費社会論。放送大学教授。主な著書に『経済社会論』『家庭の経済』『経済社会の考え方』『社会経済組織論』『社会的協力論』(すべて放送大学教育振興会)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。