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「ひきこもり」経験の社会学【オンデマンド版】
四六判
400ページ
並製
価格
4,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年2月28日
- 書店発売日
- 2021年2月28日
- 登録日
- 2021年3月11日
- 最終更新日
- 2021年3月11日
紹介
斎藤環氏推薦!「医療化の視点が取りこぼし続けてきた、ひきこもり問題の社会的様相が浮かび上がる。若い研究者の真摯な好奇心と学問的誠実さのみが可能にする、ひきこもりの新しい物語がここにある。」
「ひきこもり」経験とはどんな経験なのか?「自分の物語」を見つけられないすべての人に贈る一冊。ひきこもり研究の新たな担い手がここに誕生!
目次
序 章 本書の主題と構成
第一章 「ひきこもり」経験と〈問い〉―問いの両義性をめぐって
補論Ⅰ カテゴリーと主体化─「ひきこもり」経験者になること
第二章 戦後日本と「ひきこもり」問題─生活保障という視角から
補論Ⅱ 「ひきこもり」の語られ方─問題理解の枠組みに着目して
第三章 状況と自己アイデンティティ─「参加」の困難さをめぐって
補論Ⅲ 「ひきこもり」支援を考える─主観的QOLを軸にした支援
第四章 「私」たちの人生の物語─語りの難破と語りの再構築
補論IV 「生きることへの意思」再考─実践意識と言説意識の区別から
終 章 「社会」を見いだす─同化主義を超えて
あとがき
引用・指示文献一覧
人名/事項索引
前書きなど
物語は自由につくり出せるものではなく、その人の生活史的に規定された状況において、
その人が本当に信じられる生き方として見いされなければならない。
この意味で、本章で考察した「ひきこもり」経験とは、
信じるに足る真実の物語を見いだす模索のプロセスである。(本文より)
上記内容は本書刊行時のものです。