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ジョージア近代文学のポストコロニアル・環境批評 五月女颯(著/文) - 成文社
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ジョージア近代文学のポストコロニアル・環境批評 (ジョージアキンダイブンガクノポストコロニアルカンキョウヒヒョウ)

文芸
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発行:成文社
A5判
縦215mm 横155mm 厚さ25mm
重さ 550g
336ページ
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-86520-062-1   COPY
ISBN 13
9784865200621   COPY
ISBN 10h
4-86520-062-2   COPY
ISBN 10
4865200622   COPY
出版者記号
86520   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月26日
書店発売日
登録日
2022年11月30日
最終更新日
2022年12月22日
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紹介

ロシアの植民地として過酷な変容を迫られた十九世紀のジョージア。この地の若き知識人たちは、北のカフカース山脈を越えて、宗主国ロシアに新たな知見を求めねばならなかった。彼らは、その時代の何と、どのように格闘したのか。ジョージアを代表する二人の作家、イリア・チャヴチャヴァゼ、ヴァジャ゠プシャヴェラを対象に、二人の作品群をポストコロニアル批評として大胆に読み解いていく。ジョージア近代文学を環境・動物批評など新しい文学理論を駆使して解読し、新機軸を打ち出す。

目次

第一部 知識人イリア・チャヴチャヴァゼと植民地ジョージア
 第一章 序論──ロシアの「東洋」としてのジョージア
  1 ジョージア文学の練習曲
  2 ロシア文学のポストコロニアル批評
  3 ジョージア文学のポストコロニアル批評
 第二章 『旅行者の手紙』のパロディ、アイロニー
  1 イリア・チャヴチャヴァゼと『旅行者の手紙』
  2 オリエンタリズムの転倒
  3 植民地主義へのアイロニー
 第三章 『旅行者の手紙』の地詩学
  1 ジョージア・ロマン主義の地詩学的戦略
  2 地詩学の利用法
 第四章 二人の怠け者
  1 『彼は人か⁈』と『オブローモフ』
  2 ルアルサブの周囲と歴史的コンテクスト
  3 教育=啓蒙
 第五章 内と外の植民地
  1 『オブローモフ』の物語構造
  2 『彼は人か⁈』の物語構造
  3 対位法的読解
第二部 ヴァジャ゠プシャヴェラとポストコロニアル・環境/動物批評
 第六章 ポストコロニアル・環境/動物批評
 第七章 「あらゆるものに舌がある」
  1 ヴァジャ゠プシャヴェラと叙事詩『蛇を食う者』
  2 蛇・カジ
  3 自然の声が聞こえること、あるいは自然が声を発すること
  4 花・麦穂の自己供犠
  5 「もう聞こえない」
 第八章 死の贈与
  1 自己供犠の由来
  2 デリダの贈与論・キリスト教論
  3 麦穂の死の贈与とエコトピア
 第九章 パンヒューマニズムの作家たち
  1 擬人法
  2 パンヒューマニズム
  3 同時代性
 第十章 結論──イリアとヴァジャ
 付録 旅行者の手紙──ヴラジカフカスからトビリシまで
 あとがき
 初出一覧/参考文献/人名索引

著者プロフィール

五月女颯  (ソウトメハヤテ)  (著/文

1991年生まれ。栃木県宇都宮市出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、日本学術振興会・特別研究員(PD)。 専門はジョージア近代文学、比較文学、批評理論。主な論文に"A Perspective of Postcolonial Zoocriticism in 19th-century Georgian Literature." Sjani 20, 1(2019), pp.174-184など。 研究のほか、通訳としてジョージア国立合唱舞踊団「ルスタビ」日本ツアー、ラグビーW杯ジョージア代表チーム、パラリンピックジョージア選手団事前合宿などに帯同。

上記内容は本書刊行時のものです。