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『絵入り年代記集成』が描くアレクサンドル・ネフスキーとその時代
巻次:全二巻函入
発行:成文社
A5判
縦225mm
横160mm
厚さ74mm
重さ 1850g
992ページ
定価
12,000円+税
- 初版年月日
- 2022年4月27日
- 書店発売日
- 2022年4月27日
- 登録日
- 2022年3月14日
- 最終更新日
- 2022年3月23日
紹介
ロシアの英雄アレクサンドル・ネフスキーの実像とは? 『絵入り年代記集成』(モスクワ国家の公式的大図解年代記)はアレクサンドルとその時代をどう描いているか。296枚の極彩色の絵(ミニチュア)と年代記テクストから探っていく。絵は、中世ロシア人とドイツ人、スウェーデン人、またモンゴル人などとの戦いの様子、また当時の生活の諸局面(結婚、出産、死)や天変地異(地震、洪水、旱魃、天体現象)、災害(火災、飢饉、疫病)などが生々しく描かれる。それを描かせた、また描いた人々の思惑、そこから立ち現れてくる歴史の実像に迫る。付録にヘンリクス『リヴォニア年代記』(部分訳と訳注)を含む。
目次
第一巻
第一巻まえがき
掲載細密画(絵)
296枚の極彩色の絵(カラー)
年代記本文訳
〈ノヴゴロド、プスコフとバルト海東部沿岸地域──13世紀初頭〉
〈アレクサンドル・ネフスキーの時代〉
〈タタール(モンゴル)人の最初の来襲〉
〈アレクサンドル・ネフスキーの登場。年代記における同公への最初の言及〉
第二巻
第二巻まえがき
細密画(絵)の説明
年代記本文(テクスト)の訳注
〈解説に代えて〉アレクサンドル・ネフスキー──その実像と虚像──
あとがき
付録
1.ヘンリクス『リヴォニア年代記』ルーシ関連部分試訳
2.ルーシ諸公系図
3.関連地図
4.ネフスキー研究文献表
索引
上記内容は本書刊行時のものです。