版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
カール・レンナー入門 アントーン・ペリンカ(著/文) - 成文社
..

書店員向け情報 HELP

カール・レンナー入門 (カールレンナーニュウモン)

歴史・地理
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:成文社
四六判
縦193mm 横135mm 厚さ15mm
重さ 300g
176ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86520-050-8   COPY
ISBN 13
9784865200508   COPY
ISBN 10h
4-86520-050-9   COPY
ISBN 10
4865200509   COPY
出版者記号
86520   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年7月26日
書店発売日
登録日
2020年6月23日
最終更新日
2020年6月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

オーストリアを1918年と1945年の二度にわたり「建国」したカール・レンナーは、死後70年の現在も評価と批判が交錯する人物でもある。オーストリアの抱える「あいまいさ」──ナチから解放された国であるとともに、ナチとともに犯した加害を忘れた国──を作り出したのはレンナーではないか、と著者は鋭く迫る。しかし、併載のツヴァンダーによる記事は、最近の筆者の微妙な評価変更を示唆する。

目次


一、カール・レンナーという人物の重要性
二、民族を問う
三、法を問う
四、国家を問う
五、民主主義を問う
六、受動あるいは日和見主義と国内亡命
七、国父
八、レンナー 社会民主主義者の一つの類型
九、レンナー オーストリア人の一つの類型
付論 ヴォルフガング・ツヴァンダー「国父カール」
訳者あとがき
訳注
原注
参考文献
カール・レンナー関連年表
人名索引

著者プロフィール

アントーン・ペリンカ  (アントーンペリンカ)  (著/文

政治学者。ウィーン大学で法学を学び、1964年、法学博士号取得。1972年、ザルツブルク大学のノルベルト・レーザー教授の下で教授資格を得る。1975年、インスブルック大学政治学教授に就任。2006年よりブダペストの中欧ヨーロッパ大学で政治学及びナショナリズム研究の教授を務める。2018年に退官。研究の重点テーマは、民主主義論、オーストリアの政治体制・政治文化、政党・団体比較研究。

青山孝徳  (アオヤマタカノリ)  (翻訳

1980年、名古屋大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学。ドイツ、オーストリア社会思想史研究。論文:「1945年のカール・レンナー――スターリンのレンナー探索説とその真相――」(『アリーナ』No.20/2017)等。翻訳:アルベルト・フックス『世紀末オーストリア1867-1918 よみがえる思想のパノラマ』(昭和堂 2019);ジークフリート・ナスコ『カール・レンナー その蹉跌と再生』(成文社 2019)等。

上記内容は本書刊行時のものです。