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カール・レンナー入門
発行:成文社
四六判
縦193mm
横135mm
厚さ15mm
重さ 300g
176ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2020年7月26日
- 書店発売日
- 2020年7月17日
- 登録日
- 2020年6月23日
- 最終更新日
- 2020年6月24日
紹介
オーストリアを1918年と1945年の二度にわたり「建国」したカール・レンナーは、死後70年の現在も評価と批判が交錯する人物でもある。オーストリアの抱える「あいまいさ」──ナチから解放された国であるとともに、ナチとともに犯した加害を忘れた国──を作り出したのはレンナーではないか、と著者は鋭く迫る。しかし、併載のツヴァンダーによる記事は、最近の筆者の微妙な評価変更を示唆する。
目次
序
一、カール・レンナーという人物の重要性
二、民族を問う
三、法を問う
四、国家を問う
五、民主主義を問う
六、受動あるいは日和見主義と国内亡命
七、国父
八、レンナー 社会民主主義者の一つの類型
九、レンナー オーストリア人の一つの類型
付論 ヴォルフガング・ツヴァンダー「国父カール」
訳者あとがき
訳注
原注
参考文献
カール・レンナー関連年表
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。