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名前の哲学 セルゲイ・ブルガーコフ(著/文) - 成文社
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名前の哲学 (ナマエノテツガク) 二十世紀ロシア神名論の哲学 (ニジュッセイキロシアシンメイロンノテツガク)

哲学・宗教
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発行:成文社
A5判
縦215mm 横151mm 厚さ30mm
重さ 620g
352ページ
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-86520-049-2   COPY
ISBN 13
9784865200492   COPY
ISBN 10h
4-86520-049-5   COPY
ISBN 10
4865200495   COPY
出版者記号
86520   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年1月30日
書店発売日
登録日
2020年12月28日
最終更新日
2020年12月28日
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紹介

無神論に対抗して二十世紀初頭に花開いたロシア宗教哲学は、ロシア正教の言語観と神名論に着目した三人の哲学者による独自の言語哲学を生んだ。本書はその内の一人のセルゲイ・ブルガーコフによる『名前の哲学』の本邦初訳。ソロヴィヨフのソフィア論に影響を受け、あらゆる名詞の背後に人間を介した宇宙の発話と、宇宙を介した個人の発話を見て、これら人間によるすべての命名の頂点にある神名の啓示を説く。

目次

編集者前言(L・A・ザンデル)
第一章、言葉とは何か

第二章、発話と言葉

第三章、文法の哲学に向かって

第四章、言語と思考

第五章、「固有」の名前

第六章、神名

付章、イエスの御名についてのドグマのソフィア学的理解

訳者解題―S・N・ブルガーコフの『名前の哲学』を読むために

訳者あとがき

原注


著者プロフィール

セルゲイ・ブルガーコフ  (セルゲイブルガーコフ)  (著/文

1871年生まれ。マルクス主義経済学者として出発し、二十世紀初頭にソロヴィヨフの哲学に触れ、東方正教を志向したロシア宗教哲学に転向。1918年にロシア正教会の聖職者となり、国外に出た後、パリに在住し聖セルギー神学校学長を務める。主な著作に『経済哲学』、『黄昏ざる光』、『ヤコブの梯子』、『子羊の花嫁』等。1944年没。

堀江広行  (ホリエヒロユキ)  (翻訳

1971年生まれ。立命館大学産業社会学部卒、モスクワ国立大学哲学部大学院博士課程(哲学史)単位取得退学。著書に『ロシア革命と亡命思想家、一九〇〇~一九四六』成文社(共著)、『ロシア文化の方舟―ソ連崩壊から二〇年』東洋書店(共著)、『ロシア四季暦』東京書籍(共著)。

上記内容は本書刊行時のものです。