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ブロニスワフ・ピウスツキ伝 沢田和彦(著/文) - 成文社
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ブロニスワフ・ピウスツキ伝 (ブロニスワフピウスツキデン) 〈アイヌ王〉と呼ばれたポーランド人 (アイヌオウトヨバレタポーランドジン)

歴史・地理
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発行:成文社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ30mm
重さ 680g
400ページ
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-86520-040-9   COPY
ISBN 13
9784865200409   COPY
ISBN 10h
4-86520-040-1   COPY
ISBN 10
4865200401   COPY
出版者記号
86520   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年12月24日
書店発売日
登録日
2019年12月1日
最終更新日
2019年12月9日
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書評掲載情報

2020-02-02 読売新聞  朝刊
評者: 加藤聖文(歴史学者・国文学研究資料館准教授)
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紹介

ロシア領リトアニアのポーランド貴族の家に生まれたピウスツキは、ペテルブルグ大学へ進学するも、皇帝暗殺未遂事件に連座してサハリン島へ流刑。そこで彼はギリヤークとアイヌの調査に従事し、アイヌ女性との間に二児をもうける。その後訪れた日本での多彩な人々との交わりは、我々に明治日本の面影を生き生きと伝えてくれる。過酷な運命を生きた巨人の生涯を、近代史を彩る珠玉のような事柄とともに描く、本邦初の本格的評伝。

目次

序 章
第一章 リトアニアの幼・少年時代
第二章 ペテルブルグ遊学と皇帝暗殺未遂事件
第三章 サハリン島流刑
第四章 ウラジオストク時代
第五章 サハリン島調査Ⅰ
第六章 北海道調査旅行
第七章 サハリン島調査Ⅱ
第八章 ロシア極東再訪
第九章 日本滞在
第十章 ピウスツキの観た日本と日本人
第十一章 太平洋、アメリカ横断
第十二章 ガリツィア時代
第十三章 二葉亭四迷のペテルブルグ行
第十四章 ヨーロッパ遍歴と死
終 章 その後のアイヌ家族
あとがき
参考文献
略年譜
人名索引

著者プロフィール

沢田和彦  (サワダカズヒコ)  (著/文

1953年大阪府生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科ロシア文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。新潟大学人文学部助手、埼玉大学教養部講師、同助教授、教養学部教授を経て、現在、埼玉大学名誉教授。著書に『白系ロシア人と日本文化』(成文社)、『日露交流都市物語』(成文社)、編訳書に『埼玉大学教養学部 リベラル・アーツ叢書9 日本在留のロシア人 「極秘」文書』(埼玉大学教養学部・人文社会科学研究科)、共編著・共著に『異郷に生きる―来日ロシア人の足跡』シリーズ全6巻(成文社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。