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ロシアの躁と鬱
ビジネス体験から覗いたロシア
発行:成文社
四六判
200ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2018年5月15日
- 登録日
- 2018年4月22日
- 最終更新日
- 2018年4月22日
書評掲載情報
2018-06-10 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
モスクワ大学経済学部付属ビジネススクールの校長と直談判して、日本のサービスやビジネスマナーの短期講師に就任──。それ以来、ロシアに特化したビジネスを展開する著者の目に映ったロシア、ロシア人、彼らとのビジネスを赤裸々に描く。48歳でロシアビジネスに踏み込んでいった女性の型破りの記録。
目次
プロローグ──一九九三年十二月三十一日──
第一章
資本主義の実験場へ/一九九四年夏──モスクワ/大学は迷路/学生時代/知らない街へ/お湯が出ない/銀の森のヌーディストたち/サービスって、ブランドって、コミュニケーションって何/入社四か月で倒産/再就職、転職、失業、独立へ/ターニングポイント/ミドルの宴/ダスビダーニヤ(さようなら)モスクワ
第二章
先行投資/交渉成立/アートフラワー販売スタート/創造性とオリジナリティ/賃貸アパート事情──何処に泊まる/事実は小説よりも/ホテルの地下防空壕/事務所を借りる/おかかえ運転手/ロシア式パーティ/三人のジーマ/謝らない文化/台本なしの本番/クリシャ(屋根)について/曇り日の影
第三章
日系企業のコンビニ/七回転び、七回起き上がる/わたしたちは気持ちで動く/ロシア人はビジネスに不向き/マッチングビジネスのミスマッチング/身内の絆/親切とお節介は紙一重/ロシア人を雇用する/ロシア人的嗜好/撤退した日本のカフェ/悩ましき滞在証明書/宇宙を描くアーティスト/大衆消費社会へ──ホップ、ステップ、ジャンプ/日本人のなかのロシア/わたしのロシア/出会いから生まれたライフワーク
エピローグ──みんなドストエフスキー──
「和製アレクシェーヴィチ」の誕生に期待する(寄稿 長縄光男=横浜国立大学名誉教授)
上記内容は本書刊行時のものです。