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がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年4月8日
- 登録日
- 2019年2月27日
- 最終更新日
- 2019年4月24日
紹介
がんは二人に一人がかかる病気です。現在は医療技術も進み、がんと診断されても、そうでない人と同じくらい長く生きる人も増えてきています。しかし、個々人の患者さんの心に与える衝撃が大きいことは間違いありません。がん患者さんは心に不調を抱えてしまうことが多く、また、心の不調が治療やQOL(生活の質)に影響してしまうことも少なくありません。
本書では、がん患者さんとご家族の心のケアを専門とする精神腫瘍医である著者が、がんとともに生きるための心のあり方や死生観、脳と免疫の関係をやさしく解説し、ご自宅で簡単に行えるマインドフルネス瞑想法でストレスをやわらげ、リラックスした状態を作る方法を紹介します。
目次
はじめに
書籍版発刊にあたって
第1章 脳をうまく使って免疫力をアップ
1 あなたにとってがんとはなんですか?
2 がんがくれた贈り物
3 がんと「うつ病」との関係
4 呼吸法と瞑想がもたらすこと
5 スピリチュアル 生とは何か、死とは何か
6 単純でおバカな脳を逆手にとって免疫力アップ
コラム 診察室から
第2章 呼吸法で免疫力を上げる (実践編)
1 免疫機能を低下させるのはストレスの仕業です
2 自律神経のリズムを整える4つの"静のリラクゼーション"をやってみましょう
Ⅰ)1日10分どこでもできる カンタン腹式呼吸法
Ⅱ)全身の筋肉をゆるめる漸進性筋弛緩法(ぜんしんせいきんしかんほう)
Ⅲ)自己を催眠にかける自律訓練法
Ⅳ)心地よさを五感で感じるイメージ療法
3 心を解き放すリラックス方法を試しましょう
4 笑いがもたらすリラクゼーション
5 睡眠障害対策を考えましょう
6 正しい姿勢で呼吸をしましょう
第3章 瞑想で免疫力をアップする (実践編)
1 瞑想は「い」「の」「り」の3効果
2 働きものの脳の不思議
3 いつ、どこで、どんな瞑想をする?
4 他人も幸せにする「慈悲の瞑想」
おわりにかえて
上記内容は本書刊行時のものです。