版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ここにいる――形質細胞性白血病とダウン症と 玉井真理子(著/文) - 生活書院
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

ここにいる――形質細胞性白血病とダウン症と (ココニイルケイシツサイボウセイハッケツビョウトダウンショウト)

社会一般
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:生活書院
A5判
168ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-86500-096-2   COPY
ISBN 13
9784865000962   COPY
ISBN 10h
4-86500-096-8   COPY
ISBN 10
4865000968   COPY
出版者記号
86500   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年5月31日
書店発売日
登録日
2019年5月9日
最終更新日
2019年6月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

形質細胞性白血病という超がつくまれな病気。しかも息子はダウン症。

ダウン症でこの病気で、しかも今生きている人は世界で一人だけなのかもしれない。
世界でたったひとりでも、たしかにここにいるということを、息子が生きている間に、せめて日本語でかたちにしておきたい。「ここにいた」という過去形になる前に……。(イラスト=中畝治子、特別寄稿=元宮城県知事・浅野史郎、推薦=仙台市長・郡 和子)

目次

第1部 拓野の闘病記(イラスト=中畝治子)

第2部 トーク&ミニコンサート「形質細胞性白血病とダウン症と」
形質細胞性白血病とは
自家移植と同種移植
ダウン症と形質細胞性白血病
〝オレの命を君に預けるから宜しく〟
患者さんとの信頼関係とチーム医療
家族や友人の役割

形質細胞性白血病とはなんぞや?

第3部 なんとかなるさ――四人の息子と子育て・仕事
 1 叱った子供が成人――親なんて割に合わない
 2 春からそれぞれの生活――弟たちの変化に長男は感慨
 3 ダウン症の長男――作業所ライフに全力投球
 4 大学四年生で第一子出産――「障害児の母」構えずに
 5 子どもが四人に増えて――院生時代 保育園に支えられ
 6 ズルズルと研究者に――目的持った大学生 まぶしく
 7 長男誘い次男のいる三重へ――大切な思い伝える旅路
 8 カウンセリングの現場――ひたすら聴き 寄り添う
 9 長男の講演にお供――知らなかった夢に驚き
 10 お正月――子の成長しみじみ思う
 11 末っ子連れて短期留学――子どもほめちぎる米国
 12 長男の入院――思わぬピンチ 現実は現実
 13 番外編その1――なんとかならないこともある
 14 番外編その2――やっぱり、なんとかなる!?
 15 番外編その3――おそすぎた献血
 16 番外編その4――お金と沖縄と、あらためて病歴

特別寄稿 なんとかなります 浅野史郎(元・宮城県知事)

おわりに

著者プロフィール

玉井真理子  (タマイマリコ)  (著/文

玉井真理子(たまい・まりこ)
1960年生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、東京大学医学部にて保健学博士取得。信州大学医学部保健学科准教授。信州大学医学部附属病院遺伝子診療部の臨床心理士を兼務。専攻は、心理学、生命倫理学。
著書に『出生前診断 受ける受けない誰が決めるの?――遺伝相談の歴史に学ぶ』(共編著、2017年、生活書院)、『出生前診断とわたしたち――「新型出生前診断」(NIPT)が問いかけるもの』(共編著、2014年、生活書院)、『はじめて出会う生命倫理』(共編、2011年、有斐閣)など

上記内容は本書刊行時のものです。