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ヘンリヒ・シュティリング自伝 ユング゠シュティリング(著/文) - 幻戯書房
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ヘンリヒ・シュティリング自伝 (ヘンリヒシュティリングジデン) 真実の物語 (シンジツノモノガタリ)

文芸
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発行:幻戯書房
四六変型判
528ページ
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-86488-221-7   COPY
ISBN 13
9784864882217   COPY
ISBN 10h
4-86488-221-5   COPY
ISBN 10
4864882215   COPY
出版者記号
86488   COPY
Cコード
C0397  
0:一般 3:全集・双書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月30日
書店発売日
登録日
2021年4月14日
最終更新日
2021年5月23日
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紹介

貧困に負けず学問を続けて大成する、独学者の数奇な人生行路を描いた18世紀ドイツの自伝文学。「疾風怒濤」運動の中心人物ゲーテ、観相学者ラヴァーター、思想家ヘルダーらとの親交から生まれた、〈ヴィルヘルム・マイスター〉よりも大衆に読まれた教養小説。本邦初訳。

目次

地名対照表
ヘンリヒ・シュティリング家の系譜

第一部 ヘンリヒ・シュティリングの少年時代
 第一章  ヴィルヘルムとドロテの結婚
 第二章  ヘンリヒの誕生と母ドロテの死
 第三章  神童ヘンリヒ
 第四章  孫と祖父
 第五章  ラテン語学校
 第六章  祖父エーバーハルトの死

第二部 ヘンリヒ・シュティリングの青年時代
 第一章 祖父亡きあとの家
 第二章 学校教員への夢
 第三章 ツェルベルク村の新米教師
 第四章 ドルリンゲン村の私設学校
 第五章 ラインドルフ村での教員復帰
 第六章 プライジンゲン村のアンナ
 第七章 出戻りのラインドルフ村
 第八章 クレーフェルトの教会堂付き学校
 第九章 判事ゴルトマンの忠告
 第十章 父との確執
 第十一章 哀れなリースヒェン
 第十二章 シュトルバイン牧師の策
 第十三章 旅立ち

第三部 ヘンリヒ・シュティリングの遍歴時代
 第一章 シャウベルクの天啓
 第二章 大商人ホーホベルク
 第三章 ヴァルトシュテットのイザク親方
 第四章 シュパーニアー氏の説得
 第五章 祖母との別れ
 第六章 医学への目覚め
 第七章 フリーデンベルク氏との出会い
 第八章 クリスティーネとの婚約
 第九章 シュトラースブルクへの出立
 第十章 ゲーテとの出会い
 第十一章 予定外の帰省
 第十二章 クリスティーネとの結婚
 第十三章 シュトラースブルク大学卒業

第四部 ヘンリヒ・シュティリングの家庭生活
 第一章 シェーネンタールの新生活
 第二章 最初の白内障手術
 第三章 リュッセルシュタインの衛生局
 第四章 ゲーテ、ラヴァーターの訪問
 第五章 フランクフルトへの出張手術
 第六章 ゲーテを通して現れた神慮


ユング゠シュティリング[1740–1817]年譜
解説(ディーター・クンツ)
訳者あとがき

著者プロフィール

ユング゠シュティリング  (ユングシュティリング)  (著/文

ユング゠シュティリング(Jung-Stilling 1740–1817)
ドイツの小説家。本名ヨーハン・ハインリヒ・ユング。現在のノルトライン゠ヴェストファーレン州の村グルントに、学校教員で仕立て職人の息子として生まれる。強い敬虔主義的環境に育ち、学校教員と仕立て職人の職を転々としながら、20代後半に医学の道を志す。シュトラースブルク大学医学部で学び、ゲーテ、ヘルダー、レンツなど当代ドイツ文学の俊英らと知り合う。1777年、ゲーテが手を入れて出版した『ヘンリヒ・シュティリングの少年時代』によって一躍有名になり、その後、医者、さらに大学教授等をしながら、キリスト教の民衆宣教文学を執筆。その文学的名声はロシアから中東、米国まで文字通り世界中に渡った。

牧原豊樹  (マキハラトヨキ)  (翻訳

牧原豊樹
1964年、北海道室蘭市生まれ。金沢大学文学部文学科卒業(独語独文)、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了(独文学)。編集者・翻訳家。

上記内容は本書刊行時のものです。