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片山廣子幻想翻訳集 ケルティック・ファンタジー
発行:幻戯書房
四六判
414ページ
定価
4,800円+税
- 初版年月日
- 2020年10月30日
- 書店発売日
- 2020年10月26日
- 登録日
- 2020年9月15日
- 最終更新日
- 2020年10月15日
紹介
大正期、アイルランド文芸復興運動に日本から連帯した翻訳家・松村みね子(筆名)。
芥川や鷗外が激賞した美しき夢想の徒による、野蛮かつ荘厳な、精霊の息づく世界。
目がさめてみたら夢のなかでさづかつたのがまさしく枕上にあつたといふやうな本に等しい――三島由紀夫
若き天才が熱狂したケルト綺譚『かなしき女王』、一世紀を経て、初の完全再録
目次
ケルト綺譚「かなしき女王」 マクラオド作
海豹
女王スカーアの笑い
最後の晩餐
髪あかきダフウト
魚と蠅の祝日
漁師
精
約束
琴
浅瀬に洗う女
剣のうた
かなしき女王
参考資料●初出誌版(かなしき女王/女王スカーアの笑ひ/一年の夢/海豹/琴
夏目漱石「幻影の盾」 現代語訳
印度風綺譚 ベイン作
闇の精
スリヤカンタ王の恋
青いろの疾風
アイルランド民話
河童のクウさん
主人と家来
鴉、鷲、鱒とお婆さん
ジェミイの冒険
「燈火節」より
北極星
大へび小へび
蝙蝠の歴史
燈火節
古い伝説
四つの市
ミケル祭の聖者
イエスとペテロ
アラン島
王の玄関
鷹の井戸
過去となったアイルランド文学
編者解説
上記内容は本書刊行時のものです。