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かきがら
発行:幻戯書房
四六判
288ページ
定価
2,400円+税
- 初版年月日
- 2020年8月27日
- 書店発売日
- 2020年8月26日
- 登録日
- 2020年7月17日
- 最終更新日
- 2020年7月30日
書評掲載情報
2020-10-03 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 東直子(歌人) |
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紹介
殻(カラ)、空(カラ)、虚(カラ)、骸(カラ)……あれは都市の、この世の、崩壊の音。
富士が裂けた。
電線のカラスが道にボトボト落下した。
雨みたいにばらばらと人の死が降った。
生き残った者は、ツルツルの肌を持つあのひとたちに奉仕した。
パンデミック後の光景、時の層を描く書下ろしを含む小説7篇。
上記内容は本書刊行時のものです。