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祇園大塚山古墳と5世紀という時代
発行:六一書房
A5判
136ページ
定価
1,800円+税
- 書店発売日
- 2013年4月5日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
古墳時代中期は大阪平野に巨大な前方後円墳を築造した時代です。それは、東アジア色を濃く反映した時代でもあります。中国の史書に名を残す倭の五王の存在や、馬や須恵器など朝鮮半島からの新たな器物や技術の到来は象徴的です。祇園大塚山古墳は、こうした古墳時代中期に築造されました。金銅装の甲冑と大型鏡の中国鏡、朝鮮半島製の耳飾を副葬した、非常に特異な他に例を見ない存在です。
目次
上野祥史 はじめに
白井久美子 上総地域の古墳からみた祇園大塚山古墳
古谷 毅 金銅製甲冑出土古墳としての祇園大塚山古墳の意義
橋本達也 祇園大塚山古墳の金銅装眉庇付冑と古墳時代中期の社会
高田寛太 祇園大塚山古墳出土の垂飾付耳飾 5、6世紀における東日本地域と朝鮮半島の交渉
上野祥史 祇園大塚山古墳の画文帯仏獣鏡 同型鏡群と古墳時代中期
上記内容は本書刊行時のものです。