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ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか
発行:コアマガジン
縦180mm
190ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016-4-16
- 登録日
- 2016年5月8日
- 最終更新日
- 2016年5月8日
書評掲載情報
2016-05-08 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
猫がなぜカワイイのか。理由など無い。猫のかわいさは絶対だからだ。猫がカワイイことに理屈を求めてはいけない。しかし、猫を溺愛する社会には意味があることを筆者は発見した。と同時に、犬を溺愛する社会には、猫を愛する社会と対極の意味を持つことも筆者は発見する。ヒトラーは犬を溺愛したが猫を無視した。ナチスはドイツ人に犬や狼のあり方を理想として強制した。これは単なる偶然ではない。猫と犬、この二つの似て非なる生き物を巡る人々の嗜好は、そのまま社会の特徴を現すシンボルなのである。
目次
はじめに 「ヒトラーの犬」VS「チャーチルの猫」
第1章 猫を愛するすべての自由人へ
第2章 ヒトラーとナチスと犬
第3章 大成長と合理主義、江戸の「猫性の社会」
第4章 戦時体制から戦後日本の「犬性の社会」
おわりに 「犬性」から「猫性」へ 変動する日本人
上記内容は本書刊行時のものです。