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手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻 手塚 治虫(マンガ) - 子どもの未来社
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手塚マンガで学ぶ 憲法・環境・共生 全3巻 (テヅカマンガデマナブ ケンポウカンキョウキョウセイ ゼンサンカン)

社会科学
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ45mm
並製
価格 4,500円+税
ISBN
978-4-86412-222-1   COPY
ISBN 13
9784864122221   COPY
ISBN 10h
4-86412-222-9   COPY
ISBN 10
4864122229   COPY
出版者記号
86412   COPY
Cコード
C0079  
0:一般 0:単行本 79:コミックス・劇画
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年12月22日
最終更新日
2022年1月26日
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紹介

手塚治虫は、40余年のマンガ家生活を通して約700タイトルの作品を書きました。そこには反戦平和や人権の尊重、地球規模での自然環境の危機への警鐘、言論表現の自由、様々な差別や偏見をなくしたいという願いを込められています。それぞれの作品に添えられたエッセイや解説を併せて読むと、手塚作品の奥行きの深さが改めてわかり、戦争・平和、エコロジー、共生・多様性について、子どもたちとも話すきっかけになるでしょう。

版元から一言

手塚治虫は、40余年のマンガ家生活を通して約700タイトルの作品と約一五万枚にもなる原画を描きました。マンガを技術的にも内容的にも大きく変革し、反戦平和や人権の尊重、地球規模での自然環境の危機への警鐘、言論表現の自由、様々な差別や偏見をなくしたいという願いを込めた作品を残しました。それぞれの作品に添えられたエッセイや解説を併せて読みいただくと、改めて手塚作品の奥行きの深さに驚かされることでしょう。
元手塚番編集者・JBBY副会長 野上暁

著者プロフィール

手塚 治虫  (テヅカ オサム)  (マンガ

1928 年11 月3 日、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒。1947 年に『新宝島』を発表し、映画の手法をとりいれたストーリー漫画として注目される。その後、数々の新しい表現方法でストーリー漫画を確立し、漫画を魅力的な芸術にした。1961 年、手塚治虫プロダクション動画部(のち虫プロ)を設立。日本初の長編テレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」などで日本中の子どもをとりこにした。漫画とアニメーションすべての作品は、手塚の永遠のテーマである「生命の尊さ」で貫かれている。『手塚治虫漫画全集』(講談社)は全400 巻に及ぶ。1989年2 月9 日に60 年の生涯を閉じた。

野上 暁  (ノガミ アキラ)  (解題

1943 年長野県飯山市生まれ。子ども文化評論家。日本ペンクラブ常務理事、JBBY 副会長、東京純心大学客員教授。編集者として小学館勤務時に手塚治虫番となる。著書に『おもちゃと遊び』(現代書館)、『日本児童文学の現代へ』(パロル舎)、『子ども学その源流へ』『子ども文化の現代史』(大月書店)、『小学館の学年誌と児童書』(論創社)、編著に『わたしが子どものころ戦争があった』(理論社)など。

田中 優子  (タカナ ユウコ)  (執筆者

1952 年神奈川県横浜市生まれ。江戸文化研究者、エッセイスト、法政大学第19 代総長、同大名誉教授。2005 年紫綬褒章受章。『江戸の想像力』( 筑摩書房) で芸術選奨文部大臣新人賞受賞、『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』( 筑摩書房) で芸術選奨文部科学大臣賞、サントリー学芸賞を受賞。近著に『遊郭と日本人』(講談社)、
『江戸問答』( 岩波書店・松岡正剛との対談) など

伊是名 夏子  (イゼナ ナツコ)  (執筆者

1982 年沖縄県生まれ。著書『ママは身長100cm』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。「東京新聞」「中日新聞」「ハフポスト」等で連載中。講演、ファッションショー、舞台や映画でも活躍。骨の弱い障害「骨形成不全症」で電動車いすを使用。米国・デンマークに留学、早稲田大学卒業。那覇市小学校英語指導員を経て、香川大学大学院教育学研究科修了。二児の子育てをヘルパーやボランティアに支えられ奮闘中。パンダと性教育が好き。

雨宮 処凛  (アマミヤ カリン)  (執筆者

1975 年北海道生まれ。作家・活動家。「反貧困ネットワーク」世話人。フリーターなどを経て2000 年、『生き地獄天国』( 太田出版/ちくま文庫) でデビュー。主な著書に『生きさせろ! 難民化する若者たち』( 太田出版/ちくま文庫)、『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』( 太田出版)、『コロナ禍、貧困の記録 2020 年、この国の底が抜けた』( かもがわ出版) など多数。

中島 京子  (ナカジマ キョウコ)  (執筆者

1964 年東京都杉並生まれ。小説家、エッセイスト。出版社勤務、フリーライターを経て、2003 年『FUTON』でデビュー。2010 年『小さいおうち』で第143 回直木三十五賞受賞。同作品は山田洋次監督により映画化。『かたづの!』で第3 回河合隼雄物語賞・第4 回歴史時代作家クラブ作品賞・第28 回柴田錬三郎賞を、『長いお別れ』で第10 回中央公論文芸賞・第5 回日本医療小説大賞を、『夢見る帝国図書館』で第30 回紫式部文学賞を受賞。

山極 壽一  (ヤマギワ ジュイチ)  (執筆者

1952 年、東京都生れ。霊長類学者、ゴリラ研究の第一人者。京都大学霊長類研究所などを経て同大学教授、京都大学総長。現在は京都大学名誉教授、総合地球環境学研究所所長、日本学術会議会長。著書に『ゴリラの森、言葉の海』( 新潮社)、『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』( 朝日新聞出版)、『スマホを捨てたい子どもたち:野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』( ポプラ社)ほか多数。河合隼雄学芸賞選考委員。

吉岡 忍  (ヨシオカ シノブ)  (執筆者

1948 年長野県生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学時代にベトナム反戦運動「ベ平連」に参加。1985 年の日本航空123 便墜落事故を取材した『墜落の夏 日航123 便事故全記録-』(新潮社)で第9 回講談社ノンフィクション賞を受賞。2017 ~ 2021 年まで日本ペンクラブ会長を務める。主な著書に『M/ 世界の、憂鬱な先端』( 文藝春秋) 、『奇跡を起こした村のはなし』( ちくま書房)、『散るアメリカ』( 中央公論社) ほか多数。

前川 喜平  (マエカワ キヘイ)  (執筆者

1955 年奈良県生まれ。元文部科学事務次官、現代教育行政研究会の代表。自主夜間中学でボランティア・スタッフをしながら、多くの講演活動と執筆活動を続けている。著書に『面従腹背』『権力は腐敗する』(毎日新聞出版)、共著に『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る――高校中退・夜間中学・外国につながる子ども・LGBT・沖縄の歴史教育』(明石書店)、『同調圧力』(角川新書)など。

上記内容は本書刊行時のものです。