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パリ・オペラ座とグランド・オペラ 丸本隆(著/文 | 編集) - 森話社
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パリ・オペラ座とグランド・オペラ (パリオペラザトグランドオペラ)

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発行:森話社
A5判
536ページ
定価 4,900円+税
ISBN
978-4-86405-166-8   COPY
ISBN 13
9784864051668   COPY
ISBN 10h
4-86405-166-6   COPY
ISBN 10
4864051666   COPY
出版者記号
86405   COPY
Cコード
C1074  
1:教養 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年3月31日
書店発売日
登録日
2022年3月17日
最終更新日
2022年3月29日
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紹介

19世紀のヨーロッパを魅了した「グランド・オペラ」とはなにか
世界最大の文化都市パリのオペラ座で生み出され、19世紀を通じて人気レパートリーであり続けた「グランド・オペラ」。
壮麗な舞台装置で観客を惹きつけ、イタリアやドイツなどのオペラ文化にも多大な影響を及ぼしたグランド・オペラを、歴史的・社会的背景、主要作曲家と作品、特徴的な要素、他の文化圏における受容などの多様な視点から検討し、その魅力と特質を再発見する。

目次

序論 「グランド・オペラ」とは何か?(丸本隆)

[Ⅰ]オペラ座とグランド・オペラ
1ジャンルとしてのグランド・オペラ(丸本隆)
2グランド・オペラの歴史的・社会的背景(丸本隆)
3グランド・オペラと「ナショナリズム」(丸本隆)

[Ⅱ]作曲家と作品(1)
1オベール《ポルティチの啞娘》(1828)──民主主義的オペラの始まり?(森佳子)
2ロッシーニ《ギヨーム・テル》(1829)──オペラ作劇法の革新性を巡って(森佳子)
3マイアーベーア《悪魔ロベール》(1831)──音楽と視覚的要素の融合(森佳子)
4アレヴィ《ユダヤの女》(1835)──グランド・オペラとユダヤ教徒(中村仁)
5マイアーベーア《ユグノー教徒》(1836)──コントラストの原理(中村仁)
6マイアーベーア《預言者》(1849)──モダニズムの兆し(中村仁)

[Ⅲ]作曲家と作品(2)
1モーツァルト《魔笛》と《イシスの秘儀》(嶋内博愛)
2ヴェーバー《魔弾の射手》と《森のロバン》(嶋内博愛)
3ドニゼッティとオペラ座(添田里子)
4ヴァーグナーとグランド・オペラ(中村仁)
5ヴェルディとパリ(丸本隆)

[Ⅳ]グランド・オペラの構成要素
1音楽(歌唱・オーケストラ)(森佳子)
2台本作家スクリーブ(添田里子)
3舞台美術と演出(森佳子)
4グランド・オペラにおける「タブロー」の手法と実践(奥香織)

[Ⅴ]グランド・オペラとバレエ
1オペラ座のバレエ文化とグランド・オペラ(丸本隆)
2ヴェルディと「オペラのなかのバレエ」(平野恵美子)
3ロシアのグランド・オペラとバレエ(平野恵美子)

[Ⅵ]海外での受容と展開
1日本におけるグランド・オペラの受容(東晴美)
2植民地オーストラリアでのグランド・オペラ──興行師W・S・リスターによる(佐和田敬司)

パリ・オペラ史年表(1789~1875)(小林佳織・落合美聡)

著者プロフィール

丸本隆  (マルモトタカシ)  (著/文 | 編集

早稲田大学名誉教授 専攻=演劇学、オペラ研究
『オペラの18世紀──バロックからモーツァルトへ』(編著、彩流社、2003年)、Enacting Culture. Japanese Theater in Historical and Modern Contexts. Iudicium, 2012(共著)

嶋内博愛  (シマウチヒロエ)  (著/文 | 編集

武蔵大学人文学部教授 専攻=民間伝承研究、ドイツ語圏文化研究、文化人類学
「忘れられたリューベツァール──18世紀から19世紀への世紀転換期における舞台作品の発掘と評価の試み」(『武蔵大学人文学会雑誌』第51巻 1号、2020年)、「舞台の上のシンデレラ──ロッシーニ・パヴェージ・イズアール」(小森謙一郎ほか編『人文学のレッスン』水声社、2022年)

添田里子  (ソエダサトコ)  (著/文 | 編集

昭和女子大学名誉教授 専攻=フランス語、フランス文学
ジャン=ジャック・ナティエ『音楽・研究・人生』(翻訳、春秋社、2005年)、ジャン=ジャック・ナティエ『レヴィ=ストロースと音楽』(翻訳、アルテスパブリッシング、2013年)

中村仁  (ナカムラジン)  (著/文 | 編集

桜美林大学・お茶の水女子大学・駒澤大学非常勤講師
専攻=20世紀ドイツ音楽、日本洋楽受容史
『キーワードで読む オペラ/音楽劇研究ハンドブック』(分担執筆、アルテスパブリッシング、2017年)、「「文化活動の推進者」・十河巌──朝日会館館長時代を中心に」(『関西学院史紀要』第26号、2020年)

森佳子  (モリヨシコ)  (著/文 | 編集

早稲田大学ほか非常勤講師 専攻=音楽学(主 にフランスのオペラ/音楽劇)
『オッフェン バックと大衆芸術──パリジャンが愛した夢幻オペレッタ』(早稲田大学出版部、学術叢書、 2014年)、『演劇と音楽』(編著、森話社、2020年)

奥香織  (オクカオリ)  (著/文

明治大学文学部准教授 専攻=近代フランス演劇
「定期市の舞台から「ナショナル」な歌劇へ──国家・公権力との関係にみるオペラ=コミックの特質」(森佳子ほか編『演劇と音楽』森話社、2020年)、マリヴォー『愛と偶然の戯れ』(翻訳・解説、『ベスト・プレイズII』論創社、2020年)

平野恵美子  (ヒラノエミコ)  (著/文

中京大学教養教育研究院特定任用教授 
専攻=舞踊史、ロシア・バレエを中心とする芸術文化
『帝室劇場とバレエ・リュス──マリウス・プティパからミハイル・フォーキンへ』(未知谷、2020年)、『ラフマニノフの想い出』(共訳、水声社、2017年)

東晴美  (ヒガシハルミ)  (著/文

日本女子大学学術研究員 専攻=伝統演劇、比較文化
「妹背山婦女庭訓──江戸中期の天皇観と公家文化」(『武蔵野大学日本文学研究所紀要』第8号、2020年3月)、「日本演劇の伝統と2.5次元ミュージカル──俳優の身体における比較文化の視点から」(『相模女子大学紀要』第84号、2021年3月)

佐和田敬司  (サワダケイジ)  (著/文

早稲田大学教授 専攻=演劇学、オーストラリア文化
『現代演劇と文化の混淆──オーストラリア先住民演劇と日本の翻訳劇との出会い』(早稲田大学出版部、2006年)、『オーストラリア先住民とパフォーマンス』(東京大学出版会、2017年)

小林佳織  (コバヤシカオリ)  (著/文

青山学院大学大学院文学研究科比較芸術学専攻博士後期課程
専攻=音楽学(19世紀フランス・オペラ史、とりわけ作曲家ジュール・マスネの創作研究)
「パリ・オペラ座の新作におけるマスネの音楽様式── 《アリアーヌ》(1906)と《バッカス》(1909)」(『パラゴーネ』第8号、2021年3月)、「19世紀フランス・オペラ史研究──ガルニエ宮におけるパリ・オペラ座の興行(1875-1914)と作曲家ジュール・マスネ」(『パラゴーネ』第9号、2022年3月)

落合美聡  (オチアイミサト)  (著/文

武蔵野音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程 専攻=音楽学

上記内容は本書刊行時のものです。