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〈境界〉を越える沖縄
人・文化・民俗
発行:森話社
四六判
312ページ
定価
3,000円+税
- 書店発売日
- 2016年6月3日
- 登録日
- 2016年5月31日
- 最終更新日
- 2016年5月31日
書評掲載情報
2016-07-22 | 週刊読書人 |
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紹介
越境する人と文化
日本の最南端に位置し 、独自の王国を持った沖縄には、地理的・歴史的に様々な「境界」が存在する。
変動し重層する「境界」と 、それを越えて移動する人や文化を、門中・観光・華僑・祭祀・墓・移民など、多様なトピックから描き出す。
目次
はじめに=小熊誠
1 日本と中国の境界を越える門中=小熊誠
2 歴史を越える門中──門中団体の事業と法人化=武井基晃
3 八重山にみる日本と台湾の二重性──台湾人観光の現場から=上水流久彦
4 地域と地域の境界に埋もれた歴史を思い起こす──琉球華僑・華人を中心に=八尾祥平
5 海を越える神役──移住者と故郷との宗教的連帯=平井芽阿里
6 海を越える墓──現代沖縄の「墓の移動」をめぐる語りと情緒=越智郁乃
7 二つの憑依宗教文化の接合──沖縄系ブラジル人というハイブリッドな主体の〈叙述〉=森幸一
あとがき=小熊誠
上記内容は本書刊行時のものです。