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近代日本の身体表象 : 演じる身体・競う身体
発行:森話社
縦200mm
314ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年10月
- 登録日
- 2016年9月9日
- 最終更新日
- 2016年9月9日
紹介
近代化のなかで新たな価値観に順応し、あるいはそれに抗うかたちで、民俗や舞台芸術の世界で演じられ、表現されてきた日本人の姿や、体育や競技を通して、新しい日本人の身体が創造されていくありようを多角的に検討する。激動する時代のなかで伝承され、創られた「身体」とは何か。
目次
1 演じる・見せる-民俗・芸能編(暴力と破壊のフォークロア-武州世直し一揆における暴力的身体のゆくえ
女相撲と女力士の身体表象-近世と近代の共存
文字の世界で踊り続ける-一九二〇年代浅草の女王・河合澄子
沖縄の歌と踊りにみる南洋群島-『南洋浜千鳥』に表象される文化の重層性
伝統を担い現代に生きる身体-三匹獅子舞を受け継ぐということ)
2 競う・創られる-体育・スポーツ編(否定される身体/近代化される身体
テニスにみる男らしさを体現する身体-伝来初期の日本テニスの性的イメージの変容
メディアが編む"マラソン"-二〇世紀初頭の『大阪毎日新聞』から
パフォーマンスとしての集団体操-一九三〇年代における体操の国民的普及への動向
自死により守られ清算された身体-円谷幸吉の選択
大学応援団という空間とその身体)
上記内容は本書刊行時のものです。