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出版者情報
荷車の騎士ランスロット
発行:静山社
四六判
176ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2019年12月11日
- 書店発売日
- 2019年12月11日
- 登録日
- 2019年10月9日
- 最終更新日
- 2019年10月30日
紹介
ランスロットは、アーサー王妃グィネヴィアへの想いが断ち切れず、いまもキャメロットの城にとどまっていた。
聖霊降臨祭の日、城には騎士たちが集まり、さまざまな体験談を語り合う。ランスロットの甥・ライオネルもやってきた。彼は、森の中で道に迷ったとき、奇妙な荷車引きに助けられそうになったエピソードを語った。騎士にとって、荷車にのるのは、恥ずべきこと。ライオネルは、荷車引きの誘いをきっぱりと断り、自力で森を抜け出したと言う。
ついに、ランスロットは旅に出る。しかしその途中で、グィネヴィア王妃が連れ去られたことを知る。城にやってきた騎士の一人によって、アーサー王が欺かれたのだ。
ランスロットは、王妃を奪い返すため道をひきかえすが、乗っていた馬を殺されてしまう。窮地に立たされた彼のまえに現れたのは、あの荷車引きだった!
荷車にのれば、いますぐ王妃のもとへ運んでくれるという。 ランスロットは王妃を救うために、屈辱の選択をするのか……?
上記内容は本書刊行時のものです。