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『女人短歌』
小さなるものの芽生えを、女性から奪うことなかれ
発行:書肆侃侃房
四六判
320ページ
並製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年6月30日
- 登録日
- 2023年5月17日
- 最終更新日
- 2023年6月27日
書評掲載情報
2023-08-12 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 瀬戸夏子(歌人) |
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紹介
わたしたちの歌誌をつくろう!
女性のために女性自身の手によって編まれた歌誌『女人短歌』。第二次大戦の敗戦直後に創刊され、48年にわたって刊行された。
男性中心の歌壇のなかで結社を超えて女性たちが結束し、相互研鑽に努めた。女性歌人が活躍できる地平を切り拓いた役割は大きい。
五島美代子、長沢美津、生方たつゑ、阿部静枝、山田あき、葛原妙子、中城ふみ子、森岡貞香ら、『女人短歌』に集った歌人たちの魂のリレーを追う。
『女人短歌』について初めての総合的研究書。
【本書に登場する発言の一部】
「私達を自由自在に詠わしてください。(中略)小さなるものの芽生えを、わが民衆から、女性から奪うことなかれ、と私は大きい声で叫びたい」(五島美代子)
「皆さん、男の人を頼っていてなにが出来ましょうや」(長沢美津)
「今までの古い殻をぬぎ、封建性をすて、ただひたすら作品の力による向上を目指す明るい集団を作りたいのが念願であります。ただ作品のみがものを言う正しい集りで終始したいと思います」(北見志保子)
上記内容は本書刊行時のものです。