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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
地方小 ト・日・他 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(自社)
永遠よりも少し短い日常
発行:書肆侃侃房
四六変形判
144ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年8月24日
- 書店発売日
- 2022年9月6日
- 登録日
- 2022年8月5日
- 最終更新日
- 2022年9月6日
紹介
わたくしをすべてひろげて丁寧に折りなほす青い鶴となるまで
『リリカル・アンドロイド』に続く第七歌集。
日常の中に隠されているきらりきらりと輝くひかりを、そっと集めては両手で包み込んで微笑んでいる姿が目に浮かぶよう。なんでもない一日こそがきっといつか大切な日になる、荻原さんの歌にはそんな日々が詰まっています。
―熊谷由佳(丸善ヒルズウォーク 徳重店 名古屋市)
荻原裕幸との出会いは『青年霊歌』発表、ニューウェーブ前夜と記憶は朧。その時の新星は本作では見事に輝度を放ち、オールドスクール的存在は次世代をも鼓舞する。私はモートン・フェルドマンBGMに読み確信。
―古田一晴(ちくさ正文館書店 名古屋市)
【収録歌より】
三十三間堂あらたまのああこれは市川春子の線だとおもふ
元は天使なのかも知れぬ亡き父の冬天だけを撮つたアルバム
暁美ほむらが眼鏡をやめた経緯ほど寂しくもなく咲く桐の花
ボールペンが落ちても鞄をひらいてもすべての音が十月である
上記内容は本書刊行時のものです。