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取引取次:
地方小 ト・日・他 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(自社)
レースの村
発行:書肆侃侃房
四六判
192ページ
上製
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年4月22日
- 登録日
- 2021年3月24日
- 最終更新日
- 2021年4月20日
紹介
幽霊の世話をする人々、女性だけの村、姿が透明になる犬……。
とても不思議なのに、どこか懐かしい光景。
日本のどこかに、こんな場所がまだあるのかも、と思えてくる。
豊かな発想から物語を紡ぎ出す、新しい語り部の誕生だ!
松永美穂(翻訳家/早稲田大教授)
「ことばと」掲載の表題作を含む4編を収録。
<あらすじ>
大学の友人サクマの帰省に同行したぼくは、そこで幽霊と暮らす奇妙な村人たちと出会う…「幽霊番」。女性だけの村で育った卯月と、「騙されちゃ、だめよ」と云い、突然いなくなってしまったハルカ。サナさんの秘密の儀式を偶然目撃した卯月は、自分の知らない世界があることに気づいてしまう…「レースの村」。夫との関係はいつも少しずれていると感じる杏子はバイト先の店長とのふとしたはずみで起こった出来事により…「空まわりの観覧車」。透明になった犬の夢二、病気がちで寝たきりの姉綾子とともに過ごす日々はあの雪の日のように儚い…「透明になった犬の話」。綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語。
目次
幽霊番
レースの村
空まわりの観覧車
透明になった犬の話
上記内容は本書刊行時のものです。