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ひかりの針がうたふ 黒瀬珂瀾(著/文) - 書肆侃侃房
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ひかりの針がうたふ (ヒカリノハリガウタウ)

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発行:書肆侃侃房
四六変形判
144ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-86385-440-6   COPY
ISBN 13
9784863854406   COPY
ISBN 10h
4-86385-440-4   COPY
ISBN 10
4863854404   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年12月22日
最終更新日
2021年1月22日
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書評掲載情報

2021-05-05 現代短歌新聞
評者: 野口あや子
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重版情報

2刷 出来予定日: 2021-11-19
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紹介

光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より

早朝の水質検査が終わるころ
斜めに差してくる幾本もの光
まっすぐ歌がやってくる


【自選5首】
言葉を五つ児が覚えたるさみしさを沖の真闇へ流して帰る
生なべて死の前戯かも川底のへどろ剥がれて浮かびくる午後
詩が僕を訪ねないので浜を這ふ蔓菜に死者の記憶を語る
うみそらの澄みゆく朝に切る舵の肌寒を妻と分かちたきかな
海沿ひに二年を生きて去るわれへ朝の汽笛は低く響けり

著者プロフィール

黒瀬珂瀾  (クロセカラン)  (著/文

1977年、大阪府生まれ。春日井建に師事。歌集に『黒耀宮』(ながらみ書房出版賞)、『空庭』、『蓮喰ひ人の日記』(前川佐美雄賞)。未来短歌会選者、読売歌壇選者。富山市の願念寺住職。

上記内容は本書刊行時のものです。