.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:あり(自社)
日本の戦争を報道はどう伝えたか
発行:書肆侃侃房
四六判
416ページ
並製
価格
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年8月20日
- 登録日
- 2020年7月16日
- 最終更新日
- 2020年9月10日
紹介
「戦争は悪」老記者、執念の回想
朝日新聞で政治部長などを務めた老記者が戦前と戦後の体験を綴った。メディアが「収益という足かせ」にとらわれて戦争に傾斜していった実情も率直に描いている。「戦争は悪」という信念に基づく執念の回想記である。
星浩(TBS系「NEWS23」アンカー、元朝日新聞特別編集委員)
敗戦後75年、日本がふたたび戦争へ向かわないための知恵と手だてが詰まった貴重な一冊。膨大な資料の数字が、戦争を知らない世代に語りかける。
戦時下に生まれ、戦後の貧窮のもとに育ち、しかし75年もの 平和を享受した者として、「戦争」というものを考え続けざるを得なかった。キナくさい現状なので、ということだけではない。むしろ、いちどは書いておくべきだ、と思い立った。「戦争」を考えるということは、一人ひとりが生存するうえでの「責任」なのだ、と思う。散漫ながら、多くの角度から綴ってみた。 (著者より)
目次
第1章 終戦時の混迷・外地での出来事
第2章 個人としての戦争への思い
第3章 戦争犠牲者を「数」から考える
第4章 戦争は仕組まれる〈上〉
第5章 戦争を仕掛ける大きな過ち
第6章 身近な戦争・他人事の戦争
第7章 ある兵士の二重の不幸
第8章 徴兵制(兵役)拒否を再考する
第9章 戦争遂行、メディアの責任
第10章 世界を動かせなかったヒロシマ・ナガサキの悲劇
第11章 70余年後に尾を引く「戦争」の残滓
第12章 「戦争は悪」を原点に
あとがき
資料
上記内容は本書刊行時のものです。