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うたびとの日々
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2012年6月21日
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2021年3月30日
書評掲載情報
2012-07-15 | 朝日新聞 |
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紹介
加藤治郎初のエッセイ集
歌人は職業ではない。
歌人は存在様式である。
インターネット上で短歌を発表する若者たちが増えている今、彼らが目標とし、強烈な存在感をもつ、加藤治郎。現代短歌を代表する歌人でありながら、仕事人、家庭人としても生きる著者が、その日常を描くエッセイ集。
岡井隆との出会い、彗星のように短歌の世界を駆け抜け、二十六歳の若さで他界した笹井宏之の透明な世界、ネット上での新人短歌との出会い……など、歌人・加藤治郎の生き方に触れることができる一冊。
目次
Ⅰ 短歌の現代性(リアル)
〈リアル〉からの逃走
歌葉という夢
短歌と社会
歌人と一般読者と
〈たんかっち〉という挑戦
惑星ソラリス
カミーユ・クローデル
様式の歌人、春日井建
美意識の前線を歩んだ人
塚本邦雄の魔術
新聞歌壇の現在
たわむれに母を ほんとうっぽい歌とうそっぽい歌
ポピュラリティーの行方
同人誌「新彗星」
実生活と作歌
飛驒へ
想像力の回復を
笹井宏之への旅
泉山へ/平明に、そして深く/四人だけの授賞式/風。そして 笹井宏之君、二冊の歌集/ホスピタリティーということ
Ⅱ 歌人(うたびと)として生きる
わが短歌入門
青春の空隙を埋めた短歌
ビートルズとともに
初めての歌会
青春五十年
選からはじまる
短歌結社という名の文学集団
岡井隆、最後の歌会
生涯歌人、近藤芳美
イエス、イエス
企業人として
五月病/こつこつ/電子の魚/黄金の日々/サティスファクション
鶴間公園噴水塔
加藤家の日々
歌がるたの風景/1+1+1は1/加藤家の旅/父の日に/裸の言葉どこにある/ダブル・ライフ/歌のある家族
気ままな日曜
少年のころ
マーケットにて/あつつ/七歳の日記/切手少年/父の車/ベニヤの将棋盤
鶴鳴き渡る
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。