版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
大阪社会労働運動史 第一〇巻 公益財団法人 大阪社会運動協会(編集) - 公益財団法人 大阪社会運動協会
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: 地方小
直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

大阪社会労働運動史 第一〇巻 (オオサカシャカイロウドウウンドウシ ダイジュッカン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
B5判
縦268mm 横204mm 厚さ60mm
980ページ
函入り
価格 30,000円+税
ISBN
978-4-86377-087-4   COPY
ISBN 13
9784863770874   COPY
ISBN 10h
4-86377-087-1   COPY
ISBN 10
4863770871   COPY
出版者記号
86377   COPY
Cコード
C3036  
3:専門 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年6月17日
最終更新日
2024年7月11日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

大阪の経済・労働を根本から分析! 明治期から現代に至る大阪の経済、産業、労働・社会運動の歩みを豊富な資料で描くシリーズ。本巻(シリーズ最終巻)は20世紀末から2020年までを扱う。大阪・関西を中心とする学者・専門家ら59人による豪華執筆陣。

【編集委員】
玉井金五(共同代表)
大阪市立大学名誉教授
著書
『防貧の創造』啓文社、1992年
『共助の稜線』法律文化社、2012年、増補版2022年ほか

沢井実(共同代表)
大阪大学名誉教授
著書
『輸出立国の時代』名古屋大学出版会、2022年
『日本帝国圏鉄道史』名古屋大学出版会、2023年ほか

廣田義人
大阪工業大学特任教授
著書
『東アジア工作機械工業の技術形成』日本経済評論社、2011年
「特許情報から見た技術者の「国際的」移動」『経済学雑誌』121巻2号、2021年ほか

久本憲夫
京都橘大学教授・京都大学名誉教授
著書
『新・正社員論』中央経済社、2018年
『日本の社会政策[第3版]』共著、ナカニシヤ出版、2023年ほか

山田和代
滋賀大学教授
著書
『労働再審③ 女性と労働』共編著、大月書店、2011年
『リスク社会の家族変動』共著、放送大学教育振興会、2020年ほか

伊田久美子
大阪府立大学名誉教授
著書『フェミニスト・ポリティクスの新展開』共編著、明石書店、2007年ほか
訳書『愛の労働』G.F.ダラ・コスタ著、インパクト出版会、1991年


【執筆者】
沢井 実(大阪大学名誉教授) 序章一節、一章総説・一節
藤岡里圭(東京大学) 一章二節
中島裕喜(南山大学) 一章三節・五節
今城 徹(阪南大学) 一章四節
小堀 聡(京都大学) 一章六節
廣田義人(大阪工業大学) 序章二節、二章総説・一節・二節・四節
小野顕弘(大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター) 二章三節
越村惣次郎(大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター) 二章五節一・二
松下 隆(大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター) 二章五節三
上田忠司(竹中工務店) 二章六節
黒澤 悠(コンサルティング会社勤務) 二章七節一・二
小山友介(芝浦工業大学) 二章七節三
久本憲夫(京都橘大学) 序章三節、三章総説・二節
居神 浩(神戸国際大学) 三章一節
加藤成和(京都大学大学院退学) 三章三節
上田眞士(同志社大学) 三章四節
西村 健(松山大学) 三章五節・六節
森 詩恵(大阪経済大学) 三章七節、四章七節
水野有香(愛知大学) 三章八節
福田 弘(大阪市政調査会) 三章九節一
住友 剛(京都精華大学) 三章九節二、四章四節
山田和代(滋賀大学) 序章四節、四章総説・一三節
千本沢子(大阪社会運動協会) 四章一節一・二、五章一二節四
谷合佳代子(大阪社会運動協会) 四章一節三
篠田 徹(早稲田大学) 四章二節
松尾孝一(青山学院大学) 四章三節
小倉祥子(椙山女学園大学) 四章五節
吉村臨兵(愛知学院大学) 四章六節
橋口昌治(大谷大学) 四章八節
大和田敢太(滋賀大学名誉教授) 四章九節
本田一成(武庫川女子大学) 四章一〇節・一一節
伍賀偕子(大阪社会運動協会) 四章一二節
玉井金五(大阪市立大学名誉教授) 序章五節、五章総説・一節
櫻井純理(立命館大学) 五章二節・三節
服部良子(大阪公立大学) 五章四節
大城亜水(神戸常盤大学) 五章五節
海老一郎(前・西成労働福祉センター) 五章六節
嵯峨嘉子(大阪公立大学) 五章七節
大西祥惠(國學院大學) 五章八節
樋上惠美子(社会労働研究会) 五章九節
宮地克典(東北学院大学) 五章一〇節
岩﨑功一(大阪労働協会) 五章一一節
多賀雅彦(大阪労働者福祉協議会前専務理事) 五章一二節一~三
伊田久美子(大阪府立大学名誉教授) 序章六節、六章総説・一節・コラム
古久保さくら(大阪公立大学) 六章二節
新ヶ江章友(大阪公立大学) 六章三節
イム・ジョンファ(大阪公立大学) 六章四節
大森順子(シングルマザーのつながるネットまえむきIPPO代表) 六章五節
藤根雅之(関東学院大学) 六章六節一
木村涼子(大阪大学) 六章六節二
中村一成(ジャーナリスト) 六章七節
髙谷 幸(東京大学) 六章八節
阿久澤麻理子(大阪公立大学) 六章九節
松波めぐみ(大阪公立大学ほか非常勤講師) 六章一〇節
末田一秀(自治労府職退職者会) 六章一一節・一三節
高作正博(関西大学) 六章一二節
廣岡浄進(大阪公立大学) 六章一四節
平井美津子(立命館大学ほか非常勤講師) 六章コラム
西部 均(大阪市政調査会) 序章七節

目次

序章 近現代大阪の一五〇年
第一節 経済・経営
第二節 産業技術
第三節 雇用労働
第四節 労働運動
第五節 労働福祉
第六節 社会運動
第七節 行政

第一章 経済・経営の動向
総説
第一節 製造業
第二節 商 業
第三節 運 輸
第四節 金融業
第五節 医療・介護
第六節 電力・ガス・水道

第二章 産業技術と職場の変化
総説
第一節 機 械
第二節 電気機械
第三節 繊 維
第四節 化 学
第五節 中小企業(製造業)
第六節 建 設
第七節 情報・通信

第三章 雇用労働をめぐる諸相
総説
第一節 若年雇用
第二節 高年齢者雇用
第三節 労働時間、働きすぎ、労働災害
第四節 大企業(電機産業)の労使関係
第五節 雇用形態の多様化
第六節 医療労働
第七節 福祉・介護労働
第八節 間接雇用──派遣労働を中心に
第九節 公務労働 自治体職員・教員

第四章 労働運動
総説
第一節 ローカルセンター
第二節 政治活動と選挙運動
第三節 公務員の労働運動(自治体職員)
第四節 教育労働運動
第五節 産別・単組のジェンダー平等政策
第六節 分断社会の中の労働運動
第七節 高齢者介護・障害者福祉と社会労働運動
第八節 コミュニティ・ユニオン運動
第九節 過労死・ハラスメント反対の運動
第一〇節 流通小売業の労働運動
第一一節 フードサービス産業の労働運動
第一二節 地域社会と労働運動
第一三節 女たちの労働コミュニティ

第五章 労働福祉
総説
第一節 市町村雇用対策
第二節 各種雇用サポートセンター(就労支援拠点)の設立
第三節 民間支援団体の多様化・多極化
第四節 最低賃金制
第五節 生活保護と関連施策
第六節 日雇労働者の雇用・失業対策及び社会保障制度
第七節 ホームレス
第八節 被差別部落の実態と運動・政策
第九節 外国人労働者をめぐる諸問題
第一〇節 障害者雇用
第一一節 大阪労働協会と大阪労働大学講座
第一二節 労働者福祉の新展開

第六章 社会運動
総説
第一節 男女共同参画・ジェンダー平等を求める運動
第二節 女性に対する暴力との闘い
第三節 LGBTQ+、ダイバーシティ
第四節 セックスワークについて
第五節 シングルマザーと子どもの権利への運動
第六節 学びの場での新たな運動
コラム:「淡路プラッツ」若者とその家族のための生活支援事業
第七節 在日コリアン・外国人をめぐる運動
第八節 移民の権利運動
第九節 部落解放運動の三〇年(一九九〇年代~)
第一〇節 障害のある人の権利獲得運動
第一一節 反原発運動・環境問題
第一二節 反戦・平和運動
第一三節 知る権利
第一四節 行政の新たな展開と市民運動
コラム:「表現の不自由展かんさい」の顛末

索 引

前書きなど

序文より
「全国を見渡しても、こうしたテーマの企画、編纂、刊行は見当たらないといってよい。いいかえれば、「社会労働運動」の歩みを明治期から現代に至るまで描き尽くす豊富な材料を有してきた地域が大阪であり、それは国内を代表すると言っても過言ではないだろう。全一〇巻にも及ぶ著作物に結果したのはそれだけの長期間を扱ったためであり、またそこには人間らしい日々の労働と生活を求めて苦闘する大阪の人々の歴史が深く刻まれている。」

上記内容は本書刊行時のものです。