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中国は「力」をどう使うのか
支配と発展の持続と増大するパワー
発行:一藝社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ16mm
重さ 365g
234ページ
定価
2,700円+税
- 初版年月日
- 2022年12月
- 書店発売日
- 2023年1月20日
- 登録日
- 2022年11月15日
- 最終更新日
- 2022年12月23日
紹介
“不安全感”のなかの中国――状況へ適応する国家から、状況をつくり出す国家へと転換するこの大国は、どこに向かおうとしているのか。本書は、その理解のために必要な、以下の3つの問いを立てた。
第1は「中国政治」をめぐる問い。中国共産党による一党支配は、なぜ持続してきたのか。
第2は「中国経済」をめぐる問い。共産党による一党体制の下で中国は、なぜ経済成長を持続してきたのか。
第3 は「国際政治」をめぐる問い。中国は、どのような国際秩序を必要としているのか。そのために、どのように「力」を使おうとしているのか。
以上を全13章にわたって、12人の研究者が多角的に問いかける。
目次
【第1部】なぜ支配は持続してきたのか―中国共産党の統治能力とその行方
第1章:中国共産党一党支配をめぐる問い(加茂具樹)
第2章:毛沢東時代の遺産と中国社会(鄭浩瀾)
第3章:中国共産党と国有企業(Macikenaite Vida)
第4章:中国共産党と人民解放軍(土屋貴裕)
第5章:中国共産党とメディア(荒川雪)
第6章:中国共産党と司法(内藤寛子)
【第2部】なぜ発展は持続してきたのか―高度成長の原動力とその行方
第7章:中国共産党と制度選択(渡邉真理子)
第8章:中国共産党と民営企業家(渡邉真理子)
【第3部】力をどう使うのか―国際秩序への影響力
第9章:「米中対立」という国際関係と中国外交(増田雅之)
第10章:南シナ海へ進出する中国の狙いとその影響(飯田将史)
第11章:「国家統一」に向けた力(パワー)の行使(福田円)
第12章:米国の対中政策(神保謙)
第13章:「科学技術大国中国」はその力をどう使うのか(八塚正晃)
上記内容は本書刊行時のものです。