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十五年戦争と軍都・佐伯 軸丸浩(著) - 弦書房
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十五年戦争と軍都・佐伯 (ジュウゴネンセンソウ ト グント サイキ) ある地方都市の軍国化と戦後復興 (アルチホウトシ ノ グンコクカ ト センゴフッコウ)

歴史・地理
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発行:弦書房
四六判
縦148mm 横128mm 厚さ17mm
重さ 250g
260ページ
並製
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-86329-304-5   COPY
ISBN 13
9784863293045   COPY
ISBN 10h
4-86329-304-6   COPY
ISBN 10
4863293046   COPY
出版者記号
86329   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年3月31日
書店発売日
登録日
2025年2月10日
最終更新日
2025年4月2日
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紹介

戦後80年の年である。あの太平洋戦争の戦前・戦中・戦後に、ひとつの地方都市(本書では大分県佐伯市)が、どのような戦略のもとに〈軍都〉となっていったのか、そしてどのように戦後処理が行なわれたのかを各方面の(特に海軍関連)資料から描き出す。従来、地方都市が〈軍都〉に指定され海岸と海上防衛にそなえて「海軍航空隊」が設置された経緯とその実態はあまり語られてこなかった。本書は「軍国化」とはどういうことか、「戦争責任」をどう考えるべきか、を戦後80年の節目に改めて問い直す出色の一冊。

目次

第一編 軍都佐伯への兆し
 日清・日露戦争と豊予要塞の建設/海軍思想普及講演会
第二編 軍都佐伯の形成
 満州事変と佐伯/佐伯海軍航空隊の発足/国民統合の加
 速/航空隊御用達と佐伯地方の花柳界
第三編 日中戦争と佐伯
 戦争と教育/重慶爆撃
第四編 太平洋戦争下の豊後水道
 機雷の配備/丹賀砲台の爆発事故
第五編 終戦と佐伯
 戦後復興のなかで/海上自衛隊佐伯基地分遣隊の開隊
資料編 水銀鉱山
 どうやって水銀を取り出したのか?/戦時下の佐伯水銀
 鉱山
戦争責任について思うこと

著者プロフィール

軸丸浩  (ジクマル ヒロシ)  (

1960(昭和35)年、大分県津久見市生まれ、間もなく佐伯市に転居し、小学校時代を過ごす。1983(昭和58)年、熊本大学教育学部卒業。元大分東明高等学校教諭。
現在 歴史研究家。
〈主要書籍〉
『地域史研究と歴史教育』(熊本出版文化会館、1998)(共著)『佐伯市誌 上・中巻』(2024)(共著)

上記内容は本書刊行時のものです。