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絹と十字架
――長崎開港から鎖国まで
発行:弦書房
四六判
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年4月30日
- 書店発売日
- 2021年4月30日
- 登録日
- 2021年3月15日
- 最終更新日
- 2021年5月13日
書評掲載情報
2021-09-03 |
週刊読書人
評者: 若松正志・京都産業大学文化学部教授 |
2021-07-18 |
毎日新聞
朝刊 西部 評者: 杉山恵一・記者 |
2021-07-10 | 西日本新聞 |
2021-06-24 | 日本経済新聞 朝刊 九州 |
2021-05-21 |
長崎新聞
評者: 田代奈津美・記者 |
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紹介
戦国時代末期の1571年、長崎開港がもたらした、西洋とのファーストコンタクトから鎖国への道の1世紀をたどる労作です。1550年前後から1650年前後の100年間は、日本と世界にとって非常に重要な時期にあたります。南蛮人(ポルトガル人)が貿易相手として活躍した時代で、西洋の絹製品と日本の銀との交易、さらにキリスト教の布教とがセットになって国内を流通しました。秀吉から徳川へ政権が移り、禁教令、鎖国令が出される中で最後の南蛮通詞(通訳)の西吉兵衛の実像も浮き彫りにします。
目次
I イエズス会と長崎 長崎開港/イエズス会領長崎/巡察使ヴァリニャーノ/フィリピンからの宣教師/朱印船貿易/ 英・蘭の台頭/デウス号事件/徳川家康の禁教令昭和
II 禁教と迫害の嵐 平戸イギリス商館/元和の大殉教/長崎奉行水野守信/踏み絵/長崎代官末次平蔵茂貞
III 国を鎖す 出島の完成/天草島原一揆/「鎖国」の完成/オランダ商館の取り壊し
IV ポルトガル特使ソウザ 最初の出島貿易/ポルトガル特使ソウザ/インド副王の援助/肥後藩家老長岡監物/ソウザの夢/船橋の完成/幕府からの回答/二代目西吉兵衛(西玄甫)
上記内容は本書刊行時のものです。