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夜ノ果ててのひらにのせ 浦 歌無子(著) - 弦書房
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夜ノ果ててのひらにのせ (ヨルノハテテノヒラニノセ)

文芸
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発行:弦書房
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ14mm
128ページ
上製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86329-160-7   COPY
ISBN 13
9784863291607   COPY
ISBN 10h
4-86329-160-4   COPY
ISBN 10
4863291604   COPY
出版者記号
86329   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2017年11月
書店発売日
登録日
2017年11月24日
最終更新日
2023年3月22日
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紹介

かじかむ指で海辺に転がる貝殻を耳に当てる
ちいさい頃に聴いた海の響きとは違う音がする
それは
「さみしい」
と言いつづけることにあきあきした少女が
世界中を吸い込もうとしている音だった(本文より)



「わたしたち きょうだけはあしたをむかえたい」
時をこえ、空間をこえ、記憶をこえて―――――つながる。
くり返す、新しい夜 二十五夜。
第三詩集にして 著者初の連作詩。

目次

第一夜 ギギの出現 /第二夜 ミズカキクダサイ /第三夜 キリキリ姉妹 /第四夜 ハルナミノナミ /第五夜 ユスラウメ /第六夜 燃える骨 /第七夜 メロンソーダ /第八夜 耳を捨てに /第九夜 毀れた砂 /第十夜 クレマチス /第十一夜 カラスと老婆 /第十二夜 これは幻想なんかではない /第十三夜 おはよう明るい水 /第十四夜 白い夜 /第十五夜 真夜中の鐘 /第十六夜 星みたいな空腹を抱えて /第十七夜 黒い羽根 /第十八夜 繭のねむり /第十九夜 あ、ら、し、が、く、る /第二十夜 海岸線 /第二十一夜 森の匂い /第二十二夜 指と夜のあいだ /第二十三夜 ほそく光る銀いろ /第二十四夜 フンヌノ舌サキ /第二十五夜 わたしの言葉と花びらが

著者プロフィール

浦 歌無子  (ウラ カナコ)  (

福岡市生まれ。著書に『耳のなかの湖』(2009年、ふらんす堂)『イバラ交』(2013年、思潮社)『深海スピネル』(2015年、私家版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。