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集団就職
高度経済成長を支えた金の卵たち
発行:弦書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ18mm
264ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年5月
- 書店発売日
- 2017年4月21日
- 登録日
- 2017年3月15日
- 最終更新日
- 2017年4月21日
書評掲載情報
2017-07-23 | 毎日新聞 朝刊 |
2017-06-18 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 出久根達郎(作家) |
2017-04-19 | 読売新聞 朝刊 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2017-10-05 |
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紹介
彼ら彼女たちの存在がなければ、戦後復興はなかった――
昭和30年前後から昭和50年代前半にかけて、〈集団就職〉という社会現象が存在した。中学卒の少年少女たちがまさに出征兵士のごとく、東北から関東方面へ、九州・四国・沖縄から京阪神・中京方面へ、企業側の求人に応じて就職していった。彼ら彼女らの存在がなければ戦後復興も経済成長もなかった。本書では、〈集団就職〉の実態を、主に西日本域出身者たちへの聞き書きにより明らかにし、現代史の中で正当に評価しようと試みた。さらに、働くことの本質を集団就職体験者たちの言葉から問い直した力作。
目次
序 章 見送る人たち
出征兵士を見送る思いだった
第1章 京・阪神で働く
仕送りすることだけを考えていた
第2章 中京で働く
強盗に初任給を奪われる/手に職を持った誇り
第3章 関東で働く
境遇は選べないが生き方を変えることはできる
第4章 僕らは南の島からやって来た
沖縄から来て働くということ
第5章 年季奉公
働く者に貧乏なし
第6章 隔週定時制高校
大きな財産として自分を支えている
第7章 いま、働くことの意味を問う
彼らの果たした役割
[付] 集団就職をめぐる年表
上記内容は本書刊行時のものです。