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関門の近代
二つの港から見た100年
発行:弦書房
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ18mm
344ページ
並製
定価
2,200 円+税
2,420 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 絶版
- 初版年月日
- 2017年2月
- 書店発売日
- 2017年2月21日
- 登録日
- 2017年1月11日
- 最終更新日
- 2024年9月11日
書評掲載情報
2017-04-16 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
軍港・国際貿易港として発展してきた門司と下関、二つの港は近代化をどのように見てきたのか。
関門鉄道トンネル(世界初)、関門国道トンネル(車道と人道)、関門大橋、新関門トンネル(新幹線)、関門連絡船という6つの連絡路をもつ門司と下関。この二つの港=関門港が明治日本の近代化にいかに重要な役割を果たしたのかを描いた一冊。明治22年の門司港築港に始まる黎明期から昭和戦後の高度経済成長期までを中心に、人と物資の一大交流拠点・国際貿易港として発展していくようすを現地調査と聞き書き、文献の分析をもとに克明に紹介していく。近代化遺産の宝庫でもある関門エリアをより深く知るための書。
目次
【目次より】
Ⅰ. 日本近代と築港
長州閥と玄洋社の密約/米穀取引の文化/大阪商船・日本郵船・三井物産
Ⅱ. 国際貿易港への飛躍
八幡製鐵所の意味/鈴木商店の大里製糖会社/関門海峡と大連航路/関釜連絡船とグリーンモール
Ⅲ. 海峡の帝国
バナナの叩き売りと『五足の靴』/海賊の出光商会/米騒動とシベリア出兵
Ⅳ. 海底トンネル時代
海底鉄道トンネル構想/出光商会と植民地/昭和戦前の関門大橋プラン
Ⅴ. 朝鮮戦争と門司港
出光佐三の原爆批判/占領下の港と米軍兵士の犯罪/門司港に移った英国領事館
◉関門港(下関港・門司港)をめぐる歴史年表
上記内容は本書刊行時のものです。