版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
あたらしい国語科教育学の基礎 難波博孝(著/文) - 溪水社
..
【利用不可】

書店員向け情報 HELP

あたらしい国語科教育学の基礎 (アタラシイコクゴカキョウイクガクノキソ)

教育
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:溪水社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ18mm
360ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-86327-536-2   COPY
ISBN 13
9784863275362   COPY
ISBN 10h
4-86327-536-6   COPY
ISBN 10
4863275366   COPY
出版者記号
86327   COPY
Cコード
C3081  
3:専門 0:単行本 81:日本語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年10月8日
最終更新日
2020年10月8日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

平成29年版学習指導要領対応。国語科教育における「書くこと」「文学教育」「説明的文章教育」「読書教育」「話す・聞く・話合いの教育」「言語要素・言語文化」の各分野それぞれの目標と内容、指導法と研究方法について記す。

目次

一 国語科教育の目指すもの
 1 「国語科」の目指すもの
 2 平成二九年版小学校学習指導要領(国語)の仕組み
 3 平成二九年版小学校学習指導要領(国語)の示す国語科授業像
 (1)暗記・復唱や語り直しに替わる、生きて働く〔知識及び技能〕の学び方を探る
 (2)〔知識及び技能〕を「使う」成果としての〔思考力・判断力・表現力等〕の育成
 (3)読み・書きをいかした人生を送るヴィジョンを持つこと

二 書くことの教育
 1 〈書く〉という行為を見つめてみよう
 2 書くことはどのように教えられてきたか
 3 小学校学習指導要領国語編の変遷にみる書くことの学習内容
 4 書くことの指導方法
 (1)年間の指導を見据えた全般的なカリキュラムデザインを描く
 (2)単元構成や学習活動を構想する際のポイントを踏まえる
 (3)文種(ジャンル)の特性に応じて、効果的な単元展開を構想し、指導し得るスキルはなにか、それをどのようなタイミングで教えるかを決める
 (4)事例紹介
 5 書く力をどう評価するか
 (1)評価のための枠組例
 (2)評価の方法
 6 書くことの教育のこれから―ネット社会の中で、書く行為の意味はどう変わっていくか
 (1)表現媒体の多様化の中で
 (2)グローバル社会をよりよく生きるために
 (3)外に向かうことば、内に向かうことば
 7 書くことの教育研究を深めるために―論文作成の手引き―
 (1)研究の対象と研究の方法
 (2)基本資料一覧
 (3)論文題目例

三 文学教育
 1 概観
 2 文学教育の目標
 3 文学教育の内容
 (1)学習指導要領において求められている文学を読む能力
 (2)文学作品を読む力の発達
 4 文学教材研究法
 (1)題名や冒頭部に注目すること
 (2)登場人物の形象の検討
 (3)視点の検討
 (4)会話部分の働きの検討
 (5)作品のことばを吟味するための観点
 (6)主題の概念とその把握
 5 文学教育の方法
 (1)文学の指導過程
 (2)文学教材の指導方法
 6 文学教育の研究を深めるために―論文作成への手引き―
 (1)研究の対象と研究の方法
 (2)論文題目例
 (3)基本資料一覧

四 説明的文章教育
 1 はじめに―説明文教材に関わる3つの課題―
 2 説明文教材とはなにか―1つ目の課題―
 3 説明文教材で何を教えるか―2つ目の課題―
 (1)説明文自体の内部構造
 (2)説明文の外部構造
 4 説明文教材をどう教えるか―3つ目の課題―
 (1)学習目標(指導事項)
 (2)教材、言語活動、手立て
 (3)具体的な教材で考える単元づくり―中学年教材で考える―
 (4)各学年における単元づくり

五 読書教育
 1 読書教育・読書指導の概観
 2 読書教育の目標
3 読書教育の内容
(1)読書能力論
 (2)読書教材論
 4 読書教育の方法
 (1)読書教育の方法にはどのようなものがあるか
 (2)読書教育の実際―ブックトークを中心に―
 (3)記録することの価値を教える方法
 (4)読みを交流する方法―ブッククラブ、リテラチャー・サークル、集団読書
 (5)情報取集のために読むこと
 5 読書教育の研究を深めるために―論文作成の手引き―
 (1)研究の対象と研究の方法
 (2)論文題目例
 (3)基本資料一覧

六 話す・聞く・話合いの教育
 1 話す・聞く・話合いの指導目標
 2 話す・聞く・話合いの指導領域
 (1)基盤領域
 (2)第一領域 基礎技能の習得―音読活動を通して―
 (3)第二領域 独和(スピーチ)
 (4)第三領域 対話
 (5)第四領域 会話(話合い)
 3 指導の実際
 (1)聞きあう関係作りの方法
 (2)学級のコミュニケーション文化作りの方法
 (3)技能(スキル)の取り立て指導
 4 音声言語指導のための教材
 5 コミュニケーション能力をどう評価するか
 6 指導事例集
 (1)独話の指導例 独話活動(川崎市 笠原登教諭の実践)
 7 話す・聞く・話合いの指導研究を深めるために―論文作成の手引き―
 (1)研究の対象と研究の方法
 (2)論文題目例
 (3)基本資料一覧

七 「言語要素・言語文化」の指導
 1 概観
 (1)「言語要素・言語文化」の範疇
 (2)学習指導要領における「言語要素・言語文化」の位置づけの変遷
 (3)「言語要素・言語文化」に関する指導の基本的性格
 2 「言語要素・言語文化」に関する指導の目標
 3 「言語要素・言語文化」に関する指導の内容
 4 「言語要素・言語文化」の教材研究法
 5 「言語要素・言語文化」に関する指導の方法
 (1)書写指導における指導過程
 (2)書写指導の構想
 6 「言語要素・言語文化」に関する指導の研究を深めるために―論文作成の手引き―
 (1)研究の対象分野と研究の内容・課題
 (2)論文題目例
 (3)基本資料一覧

資料 小学校学習指導要領・国語(平成29年3月告示)
   中学校学習指導要領・国語(平成29年3月告示) 

上記内容は本書刊行時のものです。